●本を読んだ後最大限活かせるようにしたい。
今回はこんな方に向けた本を紹介します。
こんな方におすすめ
- ビジネス書をこれから読み始めたい方
- 読書術を知りたい方
- 本を読んだだけで終わらせたくない方
本記事の信頼性
本を読むことに関して以下のような悩みがありますよね。
- 忙しくてなかなか本が読めない
- ビジネス書を読んでも賢くなった気になるだけだ
- 本を読んでも結局何も変わってない
上記のように思ったことがある方は多いと思います。
今回はそんな方にピッタリの『レバレッジ・リーディング』の要約&書評まとめなど本書について詳しく紹介していきます。
本記事を読めば、本を読んでみるきっかけになり、効率的に読書を進められるのでぜひ参考にしてみて下さい。
それでは早速始めていきます。
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目次
レバレッジ・リーディングの概要
まずレバレッジ・リーディングの概要についてご紹介します。
著者プロフィール
明治大学商学部産業経営学科卒。レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO。数々の会社で取締役を兼務するビジネスマン。
本書を始めとする著書累計販売は250万部を突破。
本田さんは豊富な経験で多忙にもかかわらず毎日1冊以上は必ず読むというのを欠かかされないようです。
僕もそうでしたが、本を読み慣れていないうちは本を読むのにかなり時間がかかりました。本書を読めば、「読書術や具体的にどう読めばよいか」を学ぶことができます。
まとめると以下のことがわかります。
- 本を読む目的がわかる
- ビジネス書の読書術がわかる
- 本を読んだ後実践に移すための方法がわかる
レバレッジ・リーディングとは?【意味を解説】
レバリッジ(leverage)とは英語でてこを意味します。てこを使う目的は小さい力で重いものを持ち上げるために使いますよね。
要は少ない労力で最大限の効果を出すというがレバレッジを効かすということです。
これは読書においても同じです。ビジネスで成功したい方は、何もわからない状態で実践するよりもノウハウを学んで実践するほうが少ない労力で成果が出せますよね。
読書をすることで成功者の方法を最短で学べます。つまりレバレッジリーディングとは成功者たちが実践した方法や経験などのエッセンスを盗んで、成果を最大化させるための読書ということです。
本を読んだだけにせず自分に吸収するための読書術といえます。
スポーツ選手が一流プレイヤーのフォームを真似したり、技術を盗んだりするのと同じですね。読書も成功者の成功方法を学びます。本の中身を最大限吸収するための手法がレバレッジリーディングという意味です。
レバレッジリーディングの書評まとめ【ネタバレ注意】
レバレッジリーディングの書評まとめをご紹介します。結論、レバレッジリーディングは本の読み方を学べる本です。
ビジネス本や自己啓発本などで自己投資がしたい、本から何か学びたいと思ってる方にこそ読んでほしい1冊になります。
レバレッジリーディングの書評まとめ
・レバレッジリーディングでは速読よりも多読を推奨。多く読むことで得られることが多い。
・本は自腹を切って買え。
・本を読むことは最大の自己投資。
・本全体の16%を理解すればOK。
・パレートの法則を読書に活かす
・本は綺麗に使うな。ボロボロになるまで線を引いたり落書きして使いこめ。
・ダメな本は捨ててOK。
・最も重要なのは読書後のフォロー
・自分なりのレバレッジメモを作成して見返せ
こんな感じですね。本は自分で購入し最大限使い倒すことが重要とのことです。
本を綺麗に読んでいる人が多いですが、綺麗に読むのが目的でなくて、本の内容を吸収するのが目的だからですね。
だから本の内容を吸収するためなら、とにかく使い倒せと熱く語られています。
レバレッジ・リーディングの要約まとめ
それではレバレッジリーディングの要約まとめについて下記4つご紹介します。
レバレッジ・リーディング要約まとめ
- ①読書は最強の自己投資
- ②本の探しの方法は?
- ③多読のための読書術
- ④読書後のフォローこそ重要。メモを作れ。
1つずつ解説します。
レバレッジ・リーディング要約まとめ①:読書は最強の自己投資
読書、その中でもビジネス書を読むというのは本来何のためにするのでしょうか?
答えは未来の自分のための自己投資です。
先ほども上げましたが、本を読むという行為は成功者の経験を学べ自分に活かすことができます。
本は1500円足らずで購入出来てそれを何十倍、何百倍ものリターンにも変えることができると作者は語っています。ビジネス書を読む目的は自分が将来成果を出して成功するためです。そこで本書では速読ではなく、多読を薦めています。
とはいえ多読する時間ないよ・・という方に向けて作者は次のように言っています。
本当は本を読めば読むほど、時間が生まれます。本を読まないから、時間がないのです。なぜなら本を読まない人は、他人の経験や知恵から学ばないからです。何もかも独力でゼロから始めるので、時間がかかって仕方ないのです。
出典:レバレッジ・リーディング P.46
上記の通りですね。忙しい経営者ほど時間を作って読書しているので、本を読んで方法や対処法を知れば、その分の時間が捻出できます。
結論、時間がほしい、成功したいという人こそ本を読め、ということです。
レバレッジ・リーディング要約まとめ②:本探しの方法は?
どのようにして読む本を探すか語られており。身近なもの、トレンドに合ったもの、知人の口コミ、、など具体的な方法についてたくさん述べています。
今の時代本屋に行かなくても、ネット上で本を買えますが、しっかり手に取ってから買いたい人、ネットでの口コミを見て買いたい人、他の人が勧めている書籍を買いたい人色々います。
要は本を探す手段=人それぞれ多様性があるので、どれか1つに絞らずでOKです。実際に手に取ってみるのもネットで買うのもそれぞれメリットがあります。
どれを読むのか迷った方は、以下書籍から選択するのがおすすめです。
大学生が読むべきおすすめの自己啓発本10選【自己啓発のメリット・デメリットも】
続きを見る
レバレッジ・リーディング要約まとめ③:多読のための読書術
どうやって本を読み進めていけばいいか?そんな疑問に対して具体的な読書術について語られています。
色々紹介がありますが、今回は代表で2つ紹介します。
①カラーバス効果を応用する
カラーバス効果とは例えば、車を買った後に街中で自分と同じ車をやたらと見かけるというような現象です。
私も車購入後に同じような経験をしました。車を買ったことから無意識的に同じ車を見ると反応するようになったということです。
これを読書にも応用すると読書時にキーワードや自分が知りたいことを決め、意識しながら読むことで、理解のスピードと脳への吸収率を高めることができます。
②パレートの法則を応用する
パレートの法則とは会社に例えると全体の20%とが全体の80%の利益を生み出しているという法則です。
ビジネスにおいては割と基本的なよく聞く法則ですよね。
これを読書に応用します。本も同じで全体の内の20%を読めば、80%の内容は理解できるということです。
つまり端から端まで本を読む必要がなく、カラーバス効果で重要なポイントを意識しつつパレートの法則で20%程度を読めば内容をつかむことができます。
また他にも本を最大限有効に使うための方法として以下が語られています。
- 折り目をつける
- マーカーで線を引く
- 余白に書き込む
目的は綺麗に本を使うことではなく、本を投資として使いリターンを得ることなので、ボロボロになるまで使う方がむしろ本にとってはありがたいことですよ。
レバレッジ・リーディング要約まとめ④:読書後のフォローこそ重要。メモを作れ。
本を読んだ後に読んだことに満足するのはNGです。それでは実際のところほとんど何も変わらないでしょう。
自分が本を読んで頭に残しておきたいことはレバレッジメモを作って記録します。
レバレッジメモとは
レバリッジメモとはマーカー部分や本の折り目を入れてる部分をメモ用紙やパソコンで打ち込んだものです。そのまとめを持ち歩いて何度も見返すメモとして使用します。
レバレッジメモを残すことで本の内容が自分の一部になり本を最大限利用できます。またメモを取れば本を再度読み直すという必要もなるため、読んだ後はぜひ試しておきたい重要ポイントです。
レバレッジ・リーディングを読んで学んだこと3つ
本書を読んで読書の大切さについて学べ、他にも多くのことを学べました。今回は3つに絞って紹介します。
レバレッジ・リーディングを読んで学んだこと3つ
- ①本を読む目的を知れた
- ②本は汚していいものだというのがわかった
- ③レバリッジメモを活用して本で読んだ内容を行動に移せた
それぞれ紹介します。
その①:本を読む目的を知れた
小さいころよく本を読みなさいと親や周りの大人に言われましたが、何のために本を読むのかいまいちわかっていませんでした。
しかし本書を読んで、本は未来の自分への自己投資であり、成功者の経験や方法を手軽に学べる最善の手段というのがわかりました。
経営者や成功した人たちはみんな読書してますよね。自分だけの考えだとどうしても視野が狭くなってしまったり、知識が不足していたりします。
でも読書をすれば、自分の世界を広げてくれます。
その②:本は汚していいものだというのがわかった
最初読書を始めたときは本を綺麗に扱っていました。
しかしマーカーを引いたり、折り目を折ることで確かに脳への定着率は上がるなと実感しました。後から読み返しても重要なポイントがすぐに目につくようになります。
実際吸収率も変わってくるので、本をいい意味で汚して使うようになりました。
その③:レバリッジメモを活用して本で学んだことを行動に移せた
本書を読んで実際にレバリッジメモを作ってみました。
僕のやり方は本のタイトルを書いてその本で学んだことや言葉についてメモを書き、1枚のメモに何冊かの本も含めてメモっていました。
プレゼンの仕方や人前での振る舞い方法のレバレッジメモを作成。結果レバレッジメモのおかげで、重要なポイントの復習ができて実践に活用することもできました。
本を読むだけでなく実践に活かすというのを経験を通じて実感できたのがよかったです。
レバレッジリーディングが活かせるおすすめのビジネス書籍
本書を読んでビジネス書籍を読むぞ!とやる気になっている方に向けたおすすめのビジネス書籍です。
本書内でも読んでおくべきビジネス書の紹介がありますが、僕自身読んでよかった本について3冊だけ紹介しておきます。
人を動かす
1分で話せ
夢をかなえるゾウ
本を読むのが好きになった1冊です。.本が好きな方も苦手な方にもおおすすめな1冊になります。
個人的に好きな1冊なので、これだけでも読むべき。自信を持っておすすめできる名作ですね。
夢をかなえるゾウの要約を、【一度は読みたい】『夢をかなえるゾウ』の名言、要約まとめで解説しているので、気になった方は参考にしてみて下さい。
まとめ:レバレッジ・リーディングを読んで読書術を学ぼう
今回は『レバレッジ・リーディング』の要約&書評まとめなど本書について紹介しました。
今回はビジネス書を読む方向けの読書術でしたが、本を読むということ自体はどんな本であっても自己投資になります。
本から得られることは多いので、本を読んで処世術を身に付け人生を豊かにしていきましょう。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで!
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