●大企業の仕事についていけるか不安です。実際はどんな感じですか?
今回はこんなお悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- 大企業の仕事についていけるか不安
- 大企業で働くことに興味がある
- 大企業で辛いと感じるポイントについて知りたい
本記事の信頼性
大企業は優秀な人も多くて、ついていけるか不安。このように感じることもありますよね。実際私も働く前は「ついていけるかな?」「辛くなったらどうしよう」と不安に感じていました。その後働いてみてついていけないと感じたところもあった反面、やはり大企業で良かったと思ったところもありました。
今回は、大企業の仕事のついていけないと感じた点とついていけない、辛いと思った時の対処方法を解説します。
本記事を読めば、大企業の実態がわかり、ついていけるか不安に感じてる方の参考になると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは早速始めます。
大企業で働いてみて良かったこと、悪かったことを徹底解説|7年以上働いた感想
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目次
【前提】大企業の仕事はついていけない?
早速ですが、大企業の仕事はついていけないのか、について解説します。
ついていけない仕事ばかりではない
結論、ついていけない仕事ばかりではありません。それぞれ得意な分野が必ずあるので、ついていけないどころか活躍できる仕事もあります。
とはいえ、大企業の仕組み自体にはついていけず嫌気が指す場合があるのも事実です。仕事よりも制度面など仕組みの方がついていけないと感じます。
自分にあった仕事、強みを生かす仕事であれば、決してついていけないことばかりではないでしょう。
職種によっては辛くないこと
また職種次第で、辛い辛くないは異なります。同じ大企業でもついていくのが大変な職種とそうでない職種があることは理解しておきましょう。
例えば、以下のような職種ではそれぞれ異なります。
- ノルマの厳しい営業:毎月数字に追われるため、ついていけない人が多数
- 事務職:ルーティン業務が多いため、比較的ついていける人が多い
- プログラマー:専門性がない人はついていけない。そうでない人はバリバリできる
このように職種次第の側面は大きいです。もし選択した職種で大企業で働くことが付いていけなさそうなら、思い切ってキャリアの選択を変えることも選択肢の一つと思います。
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大企業の仕事についていけないと感じた点8つ
大企業で働いてついていけないと感じた点を8つご紹介します。
大企業の仕事でついていけないと感じた点8つ
- ①配属ガチャがある
- ②年功序列で昇給しづらい
- ③急な異動・転勤がある
- ④出世競争が大変
- ⑤周りが優秀でついていけない
- ⑥定期的に上司が変わる
- ⑦ルールに沿って業務を進める
- ⑧出向・転籍がある
順番に見ていきましょう。
①配属ガチャがある
大企業についていけないと感じた点の1つは配属ガチャがあることです。
大企業は会社が大きいため、拠点も複数ありどこに配属になるかわからないといったリスクがあります。実際私は希望していた勤務地で働くことができず、配属ガチャに合いました。。
このような勤務地に関する不確定な要素を受けいれられない方は「ついていけない」と感じやすいでしょう。私も最初は嫌で仕方がありませんでした。
近年では初期勤務地確定の求人も出ているので、昔よりは安心ですが、まだまだ配属ガチャはなくなっていません。ついていけないと感じる人も多いです。
②年功序列で昇給しづらい
大企業は年功序列で昇給しづらい点もついていけないと感じます。大きな成果を出しても昇給しなかったら仕事を頑張ること自体のモチベーションに悪影響を及ぼすことも。
例えば、以下のようなことがあります。
- 仕事でとんでもない大きな成果を出した⇒年功序列なので昇給はなし
- 働かない上司が自分よりも給料をもらっている
- 大企業に守られているので、何も生み出していなくても昇給していく
仕事をバリバリ頑張りたい方にとっては悪影響でしかありません。このような点はついていけないと感じる人も多く、優秀な人はベンチャー企業やコンサルなどに転職していく人もいます。
年功序列で給料もすぐ上がらないので、副業に振り切る人もいます。本業で頑張っても評価されないなら、「もうついていけない」となるのも仕方ありませんね。
>>参考:副業しないとやばいって本当?おすすめの副業と注意点を解説
③急な異動・転勤がある
大企業は全国に拠点がある場合が多く、急な異動や転勤があります。この部分についていけないと感じ、大企業を避ける人がいるのも事実です。
大企業の中でも会社や業界によりますが、ひどい人は毎年転勤しています。会社によっては3年に一度は最低転勤、のようなところもあります。
異動や転勤をせず、長く同じ場所で働きたいなら、ついていけないと強く感じるポイントです。
④出世競争が大変
大企業は出世競争が大変で疲れてしまいます。
大企業の特徴として、
- 優秀な社員が多い
- 出世しないと給与が上がらない
- 出世しないと業務内容が変わらない
という形で出世するのも大変、出世を避けると昇給しなかったり、同じ業務を永遠やり続けることになってしまいます。
とはいえ、今の若者は出世したくない人が多いのも事実です。転職サイト比較plusの20代を対象としたアンケート結果では、77%の人が今後も出世したくないと回答しています。
このように大企業では、「出世したくないけど、出世しないと給料が上がらないので泣く泣く」という形で出世競争に巻き込まれてしまうことも。
このような環境が辛い方は、ついていけないと感じやすいです。
⑤周りが優秀でついていけない
働く人のレベルが高いことでついていけないと感じることもあります。
周りが優秀すぎて自分なんて必要なのかな、と自己肯定感が下がってしまうからです。実際ヤフー知恵袋でも以下のようなお悩みを持たれてる方がいました。
大企業で周りに付いていけない 会社で周囲との能力の差に悩んでいます。若手の頃は修行、成長への道と思っていましたが、最近は埋め難い能力の差として感じるようになりました。会社の人事評価も4年連続で低評価です。
引用:ヤフー知恵袋
周りが優秀なことで見て学べる・教えてもらえる、などポジティブな側面もありますが、自分とのギャップが大きすぎるとネガティブな要素になることも。
自分だけが劣っていると感じる環境はついていけないと感じやすいです。
⑥定期的に上司が変わる
定期的に上司が変わることも大企業の仕事についていけないと感じる理由の1つ。
というのも大企業はローテーションで上司が変わったり、出世する人は色々な経験をしておくべき、という考え方があるので、出世する上司は割ところころ部署異動するからです。
仮に上司が変わると、
- 仕事の進め方が変わる
- 承認をもらう方法や手段が変わる
- 自身への評価が変わる
というように評価・しいては給料にも影響する場合も。
相性の良い上司であれば良いですが、必ずしもそうとは限りません。上司ガチャとも言われますが、このようにコロコロ上司が変わるのはついていけないと感じる点です。
⑦ルールに沿って業務を進める
大企業ではルール化された業務が多く存在します。定例会や上司への報告会、週報、日報、月報、製品開発の確認ゲート、、などなどルールに縛られています。
また事業部単位・部署単位・チーム単位などでも細かいルールが多いため、正直ついていけないなと若いころは思っていました。1つのルールにまとめられないの!?と思うこともしばしばあります。
例えば、どんなに簡単な内容でも上司承認をもらわないと出せないので、業務が停滞することも。きちんとしている部分なのは良いことですが、上司によっては代理承認などの融通が利かないのはいかがなものです。
自由に自分のペースで進めたい、そこまで縛られずにやっていきたい、と感じる方にはついていけないと感じる点と感じます。
⑧出向・転籍がある
大企業では出向や転籍もあります。会社都合で自身のキャリアが変わってしまうため、不安に感じる場合も多いです。
私の場合は別会社に出向となり、3年間修業のような期間を過ごしました。結果的には成長できたので良かったと思いますが、出向の話を聞いた際は「もうついていけない」「やってられない」と正直感じました。
また転籍になった場合は会社自体変わってしまうので、大きくキャリアが変わってしまいます。
このような点は大企業にはついていけないと感じる点でしょう。
大企業の仕事についていけなくなった時の対処方法
大企業の仕事についていけなくなった時の対処方法を解説します。
大企業の仕事についていけなくなった時の対処方法
- ①上司や周りの人に相談する
- ②読書などで自己研鑽しスキルを磨く
- ③考えすぎず思いつめない
- ④自分で稼ぐ力を身につける
- ⑤転職活動をする
順番に見ていきましょう。
①上司や周りの人に相談する
ついていけないと感じたら、上司や周りの人に相談してみましょう。今までの自分になかった新たな気づきがあるかもしれません。
例えば、
- 上司に相談⇒みんなそんなもの。十分ついていけてるから考えすぎなくて良いよ
- 周りの人に相談⇒仕事を効率よく進めるにはどうすれば良いかアドバイスをもらう
このように気持ちが楽になったり、具体的なアクションプランをもらったりするきっかけになります。
また上司に相談すれば、部署異動など解決に向かって動いてくれる場合もあります。少し怖いですが思い切って相談してみましょう。
私の知り合いでも自分に合っておらずついていけいないので、部署異動させてくれ、と懇願し叶った方がいました。
関連記事社会人3年目でもポンコツになってしまう原因&直す方法を解説
②読書などで自己研鑽しスキルを磨く
読書で自己研鑽しスキルを磨くことも対処法の1つです。
読書で仕事の進め方や考え方、自分のやり方が間違っていたと気づけ、仕事を進めていけるようになるきっかけにもなるからです。
ここでは私が読んでよかった自己研鑽に役立つ書籍を3冊ご紹介します。
- 頭の良い人が話す前に考えていること:2024年上半期ベストセラー。ビジネスする人なら読んでおきたい1冊
- 言語化大全:言いたいことをパット伝えるためにはどうすれば良いか、を学べます
- ゼロ秒思考:頭の中をクリアにし、考えをスッと出すための方法。私も毎日実践しています
今はついていけなくても、書籍などで自己研鑽して見返してやればOKです。地道な努力は結果の身を結ぶと私は考えています。
③考えすぎず思いつめない
大企業の仕事についていけなくなっても、考えすぎず思いつめないようにしましょう。
マインドセット的なところですが、初めは誰でもついていけないものです。また何年か経ってもついていけない場合は、部署異動するや転職するなどの選択を取ることもできます。
思いつめてしまうと、メンタルがやられたり、気分が沈んで余計に仕事に身が入らなかったりといいことがありません。
※どうしても考えてしまう方は、こちらの1冊が役に立ちました。
④自分で稼ぐ力を身につける
大企業の仕事についていけなくなっても、自分で稼げればOK。会社から給与をもらうだけでなく、自分個人で稼ぐ力を身につけておくことは今の時代損にはなりません。
自分で稼ぐことができれば、ついていけなくても「なんとかなるか」と気持ちが楽になります。結果、仕事にも余裕が生まれプラスのサイクルを生み出しますよ。
会社員が始める場合のおすすめをご紹介します。
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その他副業に興味がある方は、【2024年12月版】サラリーマンにおすすめの在宅副業9選をチェックしてみてください。
⑤転職活動をする
大企業についていけないなら、転職活動をすることがおすすめです。これは必ずしも転職する必要はありません。あくまで転職活動をする、ということです。
なぜ転職活動をするのが良いかは以下理由があります。
- いざ転職しないといけなくなった時のやり方がわかる
- 他の選択肢があることで自信を持てる
- 転職活動で自身の市場価値がわかる
- 辞めないといけない状況の前から活動することで、冷静な判断ができる
以上のようにメリットが多いからです。
もし転職活動をして内定をもらっても辞退できますし、もちろん自分の行きたい企業や、やりたい企業であれば転職すればOK。
今の会社で活躍できなくても、転職して活躍できるようになる人も多くいます。どの環境に身を置くかが重要なので、自分を見つめ直すいいきっかけになりますよ。
転職を考えるなら、早めに行動しておきましょう。もし不安な方は以下を合わせてご覧ください。
>>参考:転職に失敗して絶望したら?|絶望しない対処方法とした時の対策法を解説
大企業へ転職するなら大手転職サイトがおすすめ
ここまで大企業のネガティブな点についてご紹介しましたが、私はそれでも大企業押しです。
>>参考:大企業は楽すぎる?本当にぬるいのか7年以上働いた筆者が解説
大企業に転職したい方は大手転職サイトを利用するのがおすすめ。
なぜなら、
- 求人数が多い
- キャリアアドバイザーが専属でつく
- 非公開求人も見れる
などメリットが多いからですね。
ただ、転職サイトやエージェントはいくつもあるので、登録しすぎても管理するのが大変なので、多くても3つ程度に抑えておきましょう。
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まとめ:大企業についていけなくなったら、行動しよう
今回は、大企業の仕事のついていけないと感じた点とついていけない、辛いと思った時の対処方法を解説しました。
最後にもう一度おさらいします。
大企業の仕事でついていけないと感じた点8つ
- ①配属ガチャがある
- ②年功序列で昇給しづらい
- ③急な異動・転勤がある
- ④出世競争が大変
- ⑤周りが優秀でついていけない
- ⑥定期的に上司が変わる
- ⑦ルールに沿って業務を進める
- ⑧出向・転籍がある
大企業の仕事についていけなくなった時の対処方法
- ①上司や周りの人に相談する
- ②読書などで自己研鑽しスキルを磨く
- ③考えすぎず思いつめない
- ④自分で稼ぐ力を身につける
- ⑤転職活動をする
大企業の仕事はついていけないと感じるところもありますが、良い部分もあります。漠然とした不安ではなく、何がついていけなさそうなのか事前に理解しておきましょう。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで!
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大企業に入れないと人生終わり?|大企業で7年以上働く筆者が解説
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