●実際に大企業で働いてる人が感じた楽すぎる部分や本当にぬるいのか教えてほしい。
今回はこんなお悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- 大企業が楽すぎるのか知りたい
- 大企業に転職したい方
- 大企業のぬるさの実態について知りたい
本記事の信頼性
大企業は中小企業よりも楽だと聞いたけど、本当なのか?本当なら楽すぎることの弊害はないのか、といった疑問がありますよね。私自身働く前なんとなく不安を感じていました。
今回は、大企業は楽すぎるのか、ぬるい仕事が多いのかについて解説します。
本記事を読めば、大企業の実態がわかり、これから働く人の参考になると思うのでぜひ参考にしてみてください。
それでは早速始めます。
転職に使えるおすすめエージェント
※転職エージェント最大手で求人数最多。転職初心者がまず登録しておきたいサイト。
・転職ならdodaエージェントサービス|エージェントサポートが超手厚い
※同じく大手転職サイト。転職エージェントなら一番だと思います。しっかりサポートしてくれるので、安心。
・20代の転職ならマイナビジョブ20's|20代に強い転職サイト
※特に20代に特化した転職サイト。第二新卒で転職したいなら登録必須です。
目次
大企業は楽すぎる?実態はどうなのか?
早速ですが、大企業は楽すぎるのか、実態はどうなのかについて解説します。
結論:大企業は楽すぎる=職種による
結論から言うと、大企業が楽すぎるというのは半分合っていて、半分間違っています。
理由は楽すぎるか、そうでないかは職種によるからです。例えば、以下のような職種は大企業でもきつめと言えます。
- 厳しいノルマのある営業:毎月数字に追われて大変
- コンサルタント:企業から罵声されたり良いように使われることもある
- 工場勤務:大企業でも現場の工場勤務はきつい
大企業に属することで、楽な恩恵を得ることもできますが、職種次第です。どうしても楽な仕事がしたい方は、職種選びが重要になります。
楽すぎると言われる職種一覧
大前提、どんな仕事にもしんどい側面はあります。その楽な仕事をしてる=楽してるわけではないので注意が必要ですが、楽だと言われる職種をここでは、低ストレスな職種と定義付けます。
そうしたときの楽な職種は以下の通りです。
- 受付
- 事務職
- 警備員
- データ入力
上記の職種は比較的、低ストレスと言われています。仕事でストレスを感じたくない、楽な仕事をしたい方は、上記が良いでしょう。
大企業の場合、事務職はストレスも少なく、大企業の恩恵も受けられるので楽すぎると言えます。
楽な環境に浸っているとやばい
とはいえ個人的には楽すぎる環境に浸っているのは、やばいと感じます。
楽すぎる環境では以下のようなことが起こります。
- 成長しない:楽すぎるので自分にできる範囲の仕事しかなく、負荷がかからない
- スキルが身につかない:楽すぎる環境に浸っていると、今できる以上のことができるようにならない
- キャリアアップしない:給料を上げたい、マネジメントをしたいなどの思いがあっても実力が追い付かない
このような状態は非常に危険ですね。今は良くても将来のことを考えると、楽すぎる環境は良いものとは言えません。
関連記事大企業はぬるま湯ばかり?ぬるま湯と言われる理由を解説
大企業が楽すぎると感じる点8つ
大企業が楽すぎると感じる点を8つご紹介します。
大企業が楽すぎると感じる点8つ
- ①休みが多すぎる
- ②頑張らなくても給料が高い
- ③社外での立ち振る舞いが良い
- ④有休消化率が高く休みやすい
- ⑤働く環境が整備されている
- ⑥一緒に働く人のレベルが高い
- ⑦仕事が細分化され、担当範囲が少ない
- ⑧ルーティン業務が多い
順番に見ていきましょう。
①休みが多すぎる
大企業は年間休日が多いため、楽すぎると感じます。
実際、厚生労働省が実施した「令和4年就労条件総合調査」によると、年間休日の平均日数は107日ですが、大企業では115日前後休みがあります。
- 土日だけ休み:年間休日約104日
- 土日・祝日休み:年間休日約118日
- 土日・祝日・お盆・年末年始休み:年間休日約125日
大企業の中では年間休日が120日以上、中には140日程度ある企業もあります。3日に一度は休みがあるので、プライベートも充実します。
結果、大企業は楽すぎると感じるポイントだと言えます。
②頑張らなくても給料が高い
大企業は基本的に中小企業よりも給料が高いです。理由は売上が高く、利益が多い会社が多いから。
そのような環境のため、何も成果を出さなくても同じように給料をもらう人もいます。自分よりも年齢が高いけど、大した仕事をしていない、そんな人でも高い給料をもらえるので楽すぎると感じますね。
例えば、大企業の窓際社員は、精神的にはきつそうですが、ある意味楽すぎる。大して仕事をしていなくても大企業の給料をもらえます。
年々実力主義の会社が増えてるとはいえ、楽すぎる実態はそこまで変わっていません。
③社外での立ち振る舞いが良い
大企業は社外での立ち振る舞いが良く、楽すぎると言えます。
例えば、商品を売る場合、大企業の看板があれば信頼性が高まり売れやすくなります。また実力がなくても大企業、ということで見え方が良くなり恩恵を得られることも。
会社に信用があるからこそ、なめられず、社外の人とも良好な関係を構築してビジネスができます。中小企業の下請け企業ではどうしても立場が弱くなってしまうため、大企業は楽すぎます。
またプライベートでも大企業に勤めていることで、凄い!とみられ方をしたりと、実力以上に評価されるところが楽すぎるポイントです。
④有休消化率が高く休みやすい
大企業では有休消化率が高く、休みを自由に取れるのも楽すぎるポイントです。
自由に休みを取れるので、ワークライフバランスも取れ、日々の生活が充実します。結果楽だあなあと感じることが多いです。
実際私の会社では、
- 毎月1日以上の有休取得
- 有休が取れてない方は上司から取得のフォロー
- 年間20日の有給取得目標
という形で、有給をたくさん取れるので、ぬるま湯環境ですね。
休みは取れることに越したことはありませんが、大企業が楽すぎると言われる一つの要因だと言えます。
⑤働く環境が整備されている
大企業は働く環境が整備されているところも、楽なポイントです。
私は大企業⇒さらに規模の大きい大企業へ転職しましたが、以下のような働く環境が整備されていました。
- 1人1台のスマホ支給
- PCと合わせてデュアルモニター完備
- フリーアドレス席で毎日好きな席に座れる
このような働く環境が整備されているため、楽だなと感じるところが多いです。
働く環境は超重要なので、楽すぎる環境が整備されているかを見るのは大事なポイントです。
⑥一緒に働く人のレベルが高い
働く人のレベルが高いことも楽すぎる要因です。なぜなら働く人のレベルが高くストレスを感じることが少ないから。
例えば、
- 自分の話を理解して聞いてくれる
- 優秀な上司から見て学べる部分が多い
- IQだけでなくEQ(心のIQ)が高いので、コミュニケーションにストレスがない
このように感じることが多いです。
大前提、職場環境によって変わるところですが、割合を考えると大企業の方が多い印象ですね。このように大企業は実際に働いてみて感じる意外と楽なポイントが多いです。
⑦仕事が細分化され、担当範囲が少ない
大企業は仕事が細分化され、担当範囲が多くありません。
細分化されることで担当守備範囲が狭く限定的なところがあるため、結果仕事量が多くなく、楽すぎると言われます。
実際残業時間がなく、限定的な仕事をする大企業は多いです。大企業はみんなで協力して大きな仕事をするので、一人当たりの業務量が中小企業より少なくなります。
どういう規模の仕事をどの範囲で、進めていきたいかは自身のキャリアを検討してみてください。
>>【結論】大企業のエンジニアはスキルが伸びない【就職前に見てほしい】
⑧ルーティン業務が多い
大企業ではルーティン業務が多いのも楽すぎるところです。
製品を売る、作る、設計する、開発するも基本的には同じ業務をルーティン的に行います。
0⇒1を生み出す仕事はほんの一部です。ほとんどはルーティン業務を淡々と実施するくらいなので、毎日楽な仕事だなあと感じるところもあります。
大企業の仕事は楽だけど、きついところ
基本的には大企業の仕事は楽すぎると言えますが、きついところもあります。詳細を解説します。
大企業の仕事は楽だけど、きついところ
- ①異動・転勤がある
- ②年功序列で中々昇給しない
- ③出世競争がしんどい
1つずつ解説します。
①異動・転勤がある
大企業は全国に拠点がある場合が多く、異動や転勤があることは楽ではない、きついところです。
ある程度個人のキャリアや意見を考慮してくれる会社もありますが、辞令が出れば異動をせざろう得ません。
実際私も希望していた勤務地で働くことができませんでした。大企業に入社する際には、拠点移動のリスクも考慮して選択すべきです。
異動や転勤をせず、長く同じ場所で働きたいと考えてるなら、他に楽な要素が合っても一気にマイナスになってしまいます。
②年功序列で中々昇給しない
大企業は年功序列で中々昇給しにくいです。いくら仕事が楽でも成長意欲や出世意欲が強い方にはきついですね。
年功序列だと年齢を大きく飛び越えた出世がないので、頑張るモチベーションにも影響してしまいます。
逆に頑張らなくても、ある程度は年功序列で上がれるのでその方が良い!という方にはむしろ楽なポイントかもしれません。しかし自分の仕事の頑張りが反映されないのはきついです。
年功序列で給料もすぐには上がらないからこそ、副業で自身のスキルや年収を上げることに注力したほうが良いです。
>>参考:副業しないとやばいって本当?おすすめの副業と注意点を解説
③出世競争がしんどい
大企業は出世競争がそれなりにしんどいです。
なぜなら
- 従業員数が多い
- 優秀な社員が多い
- 出世するには異動などで経験値を増やす必要がある
とライバルが多く、自身の経験や成長も欠かせないためです。
余計な出世競争に巻き込まれたくない、という方には大企業で感じる嫌なポイントだと言えます。
大企業の仕事がぬるくて楽すぎたら、すべきこと4つ
最後に大企業の仕事がぬるくて楽すぎると感じたら、するべきことをご紹介します。大企業に限らず、仕事がぬるいと感じてる方は実践してみてください。
大企業の仕事がぬるくて、楽すぎたら、すべきこと4つ
- ①資格を取得する
- ②読書などで自己研鑽する
- ③自ら異動を申し出てキャリアチェンジする
- ④自分で稼ぐ力を身につける
順番に見ていきましょう。
①資格を取得する
資格を取得して、スキルの見える化をしましょう。特に転職活動の際は資格を持ってるだけで優位に働きます。
何の資格を取ったらいいの?という方は以下がおすすめです。
- TOEIC800点
- 簿記2級
- ITパスポート
どれも汎用的な資格で、ポータルブルに活かせる部分が多くあります。
私も資格を持ってることで転職活動で大きな錯覚資産になったなと感じているので、楽すぎると感じてる方は特に注力してやるべきことです。
②読書などで自己研鑽する
読書で自己研鑽することもおすすめです。
今の自分にはない考え方や、知識を手っ取り早い身につけることができます。おすすめの書籍を3冊ご紹介します。
- 人を動かす:相手に動いてもらうためにはどうすればいいかを体系的に記載した書籍
- うまくいっている人の考え方:テーマごとに100個記載されているので、毎日少しずつ読めます
- 金持ち父さん・貧乏父さん:お金持ちになるにはどうすれば良いか、資産を持つことの重要性を学べます
忙しい経営者ほど読書をして、自分にない知識を補います。有名どころの3冊からまずは始めてみましょう。
③自ら異動を申し出てキャリアチェンジする
どうしても楽すぎる仕事の場合は、自ら異動を申し出ることも選択肢の一つです。
楽すぎる仕事というのは、逆にきつかったりもします。自己成長を感じられず成長が止まったような気がするからです。
このような悩みを抱えている人は一定数います。ヤフー知恵袋でも以下のような悩みが掲載されていました。
仕事が楽すぎて困惑しています。 転職して数ヶ月ですがほぼ仕事がありません。しかも在宅ワークなので一日中YouTubeをみて過ごしています。メールも一日数件しか来ず、入社以来私宛のメールはありません。
引用:ヤフー知恵袋
もし今の状況がやばいな、と思ったら思い切って飛び込んでみましょう。キャリアチェンジや部署異動することで、楽ではないかもしれませんが、刺激的で成長できる毎日がやってくるかもしれません。
④自分で稼ぐ力を身につける
今や会社に依存する時代は終わりつつあります。会社から給与をもらうだけでなく、自分個人で稼ぐ力を身につけておくことは絶対に損しません。
仕事が楽だと感じてる方は、時間的にも精神的にも余裕があると思います。ぜひ自分で稼ぐ力を身につけてみましょう。
おすすめの副業
- ブログ:当サイトは完全未経験から始めて月6桁稼げるようになりました。気になる方はこちらをご覧ください。
- 動画編集:未経験でも動画編集スクールに通えば最短1ヶ月からでも収益化のチャンスがあります。スクール詳細はクリエイターズジャパンなどをご覧ください。
- インスタ:隙間時間にスマホでできます。ライバルが急増していますが、まだまだ戦える分野です。
その他副業に興味がある方は、【2024年12月版】地味に儲かる副業23選|注意点や始め方を詳しく解説をチェックしてみてください。
大企業への転職を考えるなら大手転職サイトがおすすめ
大企業の実態を見て『大手企業に転職したい』と思った方は、大手転職サイトがおすすめです。
なぜなら、
- 求人数が多い
- キャリアアドバイザーが専属でつく
- 非公開求人も見れる
などメリットが多いからですね。
ただ、転職サイトやエージェントはいくつもあるので、登録しすぎても管理するのが大変なので、多くても3つ程度に抑えておきましょう。
転職に使えるおすすめエージェント
※転職エージェント最大手で求人数最多。転職初心者がまず登録しておきたいサイト。
・転職ならdodaエージェントサービス|エージェントサポートが超手厚い
※同じく大手転職サイト。転職エージェントなら一番だと思います。しっかりサポートしてくれるので、安心。
・20代の転職ならマイナビジョブ20's|20代に強い転職サイト
※特に20代に特化した転職サイト。第二新卒で転職したいなら登録必須です。
まとめ:大企業の仕事が楽すぎたら、自己研鑽しよう
今回は、大企業は楽すぎるのか、ぬるい仕事が多いのかについて解説しました。
最後にもう一度おさらいします。
大企業が楽すぎると感じる点8つ
- ①休みが多すぎる
- ②頑張らなくても給料が高い
- ③社外での立ち振る舞いが良い
- ④有休消化率が高く休みやすい
- ⑤働く環境が整備されている
- ⑥一緒に働く人のレベルが高い
- ⑦仕事が細分化され、担当範囲が少ない
- ⑧ルーティン業務が多い
大企業の仕事は楽だけど、きついところ
- ①異動・転勤がある
- ②年功序列で中々昇給しない
- ③出世競争がしんどい
大企業の仕事がぬるくて、楽すぎたら、すべきこと4つ
- ①資格を取得する
- ②読書などで自己研鑽する
- ③自ら異動を申し出てキャリアチェンジする
- ④自分で稼ぐ力を身につける
大企業の仕事は楽な部分も多いです。とはいえその環境に浸っていると、数年後に何も身についておらず危険な状態になる可能性もあります。楽すぎると感じた方は、資格や副業など時間を有効に活用してみましょう。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで!
転職に使えるおすすめエージェント
※転職エージェント最大手で求人数最多。転職初心者がまず登録しておきたいサイト。
・転職ならdodaエージェントサービス|エージェントサポートが超手厚い
※同じく大手転職サイト。転職エージェントなら一番だと思います。しっかりサポートしてくれるので、安心。
・20代の転職ならマイナビジョブ20's|20代に強い転職サイト
※特に20代に特化した転職サイト。第二新卒で転職したいなら登録必須です。
転職して職種を変えたいなら行動すべき【今の仕事が合ってるか不安な方へ】
続きを見る
関連記事転職を検討する20代におすすめの転職本10冊をご紹介