●大企業から転職するのがもったいない場合を教えてほしい。
今回はこんなお悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- 転職するか迷っている方
- 大企業から転職するのがもったいないのか迷ってる方
- 転職について情報を得たい方
本記事の信頼性
なんとなく将来の不安を抱えてる方や、今の職場が嫌すぎて仕方がない、色んな理由から転職は考えますよね。
ただ、
- 今の環境を変えるのが怖い
- 転職が上手くいくか不安
- 転職するのがもったいないのではないか
と悩みが出てくると思います。私も悩んで悩んだ結果、7年以上大企業で働く状況になってしまいました。
特に大企業で働いてる方は、転職するのはもったいないのでは?と中々一歩踏み出せない方もいるはずです。
今回は、大企業から転職するのがもったいない人の特徴と、今は控えておいた方がいい人など詳細をご紹介していきます。
本記事を読めば、転職前に一度立ち止まって考える機会になると思うので、ぜひ参考にしてみて下さい。
それでは早速始めていきます。
大企業の仕事についていけない?辛いと感じるポイントを解説
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目次
【前提】大企業から転職するのはもったいない?
早速ですが、大企業から転職するのはもったいないのか、について解説します。
大企業からの転職は明確な目的がないなら、もったいない
結論、大企業からの転職は明確な目的がないなら、もったいないです。
なぜなら大企業では様々な恩恵を得られるから。例えば、以下のようなものがあります。
大企業で得られるもの
- 年間休日が多い
- 給料が比較的高い
- 売上や利益が高く、リスクが少ない
このように大企業だからこそのメリットがあるので、転職するにはそれなりの理由と軸があるべきです。
そうでないと後悔する可能性もあるため、自分がなぜ転職したいのかを整理しましょう。
>>参考:転職に失敗して絶望したら?|絶望しない対処方法とした時の対策法を解説
【実体験】辞めたい気持ちには一度はなる
大企業からの転職はもったいないと頭ではわかっていても、辞めたい気持ちには一度はなるものです。私自身2年目くらいまでは、しょっちゅう辞めたくなっていました。
若いうちは仕事ができない、成果がほとんど出ない、年功序列で給料も上がらない、などで嫌になることもありました。。
辞めたい、けど、もったいないからどうしよう。こう思ってる方は案外います。気休めですが、なんとなく感じてるくらいなら次第にその悩みは消えていくと思います。
転職で辞めなかったからこそ、見えたこともある
転職をしなかったからこそ、段々とわかってきたこともありました。
例えば、
- 仕事の一連の流れがわかり、一人で進めれるようになった
- 要所要所で覚えたこと、仕事が繋がってきた
- 仕事ができる人から学び、要領よく進めるコツがわかった
このようにイメージとしては、若手の内は無数の点を作る作業です。新しい仕事を覚えるたびに自分の中に点を作ります。仕事を続けていくうちにこの点と点が繋がってきて、「この仕事はここに繋がってたのか!」と全体像が見えるようになってきます。
だからこそ、なんとなく感じてる嫌な気持ちくらいでは辞めるべきではありません。
とはいえ、私はその後転職したので、大企業からの転職はもったいないばかりではないです。むしろ目的があるなら全然OK。
以上より、大企業からの転職を検討している方は、もったいない状態でないか理解するようにしましょう。
大企業から転職するのがもったいない人の特徴10選
それでは大企業から転職するのがもったいない人の特徴を解説します。
大企業から転職するのがもったいない人の特徴10選
- ①仕事の一連の流れを理解できてない
- ②キャリアビジョンがない
- ③仕事の好きなところがいくつかある
- ④転職の目的が明確に決まってない
- ⑤人間関係が良い
- ⑥会社に行くのが苦でない
- ⑦休みが多く取れる
- ⑧ワークライフバランスが良い
- ⑨大きな仕事に携わっている
- ⑩売上構成の高い部署にいる
1つずつ見ていきましょう。
①仕事の一連の流れを理解できてない
仕事の一連の流れをまだ理解できてない方は、転職するのがもったいないです。
一連の流れを理解できていない状態は、まだ知らないことが多いため嫌だと感じてる可能性が高いからです。一連の流れを知ると案外好きになれるかもしれません。
例えばメーカーの製品開発の場合だと、営業から仕事を受注⇒開発、設計⇒試作品作成⇒評価⇒量産品製造⇒販売⇒アフターサービスのような流れがあります。
このような流れがわかってくると仕事が面白くなってきます。入社したてだと仕事の目的がわからなかったり、この作業で何が起こるかまで考えられないため、面白くない可能性も。
>>大企業の技術職はつまらない?|つまらない理由とやるべきことを解説
実際私も最初の内は何もわからずでしたが、仕事の流れがわかってくると、納期感覚や他部署の動きもわかります。
②キャリアビジョンがない
将来のキャリアビジョンがない方は、大企業からの転職はもったいないです。
理由は大企業では異動や転勤の頻度が中小企業よりも多いため、希望すればキャリアチェンジや、望むキャリアを歩むチャンスがあるから。
まだ将来のビジョンがないなら、将来何かやりたいことが出た時に社内異動で叶えることもできます。
キャリアビジョンがないなら、すぐに辞めるのはもったいないです。
③仕事の好きなところがいくつかある
今の仕事に好きなところがあるなら、大企業からの転職はもったいないです。
というように他の部分が嫌でも好きなことがあれば、耐えられるもの。また好きな作業はどんどん上達していきます。結果その仕事を続けていくとその道のエキスパートになることも可能です。
好きなことを仕事にするのは案外簡単ではありません。好きだと感じるところがあるなら、向いてる仕事に出会えてる証拠かもしれません。
もし現在の仕事に対して好きな部分が少しでもあるなら、それを手放すのはもったいないです。
④転職の目的が明確に決まってない
冒頭でも記載しましたが、転職の目的が明確に決まってない人は、大企業からの転職はもったいないです。
なんとなく今の会社が嫌だと感じており、周りの同期や友達の影響を受けて俺も、、なんてのは転職がうまくいかない可能性大かも。
例えば以下のようなものです。
転職の目的がない例
大卒の20代半ば、男性。同期が大手メーカーに転職したことをきっかけに、自分も大手メーカーに転職できるかと考え、「自分も同期に続いて大手に就職したい」と転職を決意。
なんとなく大手に転職したいと始めたため、希望先の企業に受からず終わってしまった。
上記は実際にあった例ですが、他人の影響を受けて転職しても良い結果は生みません。転職活動だけなら自身の市場価値を図れたりと良い事ですが、転職したい理由が大手企業に入りたいだけでは後悔します。
自己分析をして自分の気持ちを整理して、もったいない転職は止めるようにしましょう。
⑤人間関係が良い
所属する大企業での人間関係がいい職場の人は、転職するのがもったいないです。
仕事をするうえで人間関係は超重要なので、良い状態が確保されているのを捨てるのはもったいないと言えます。
例えば以下のように感じている人です。
- 仕事は大変、、だけどこの人たちと一緒に仕事ができて充実している
- 給料はそこまで良くないけど、人間関係は良好
実際、どんなに良い会社に入って高い給料を貰っても、人間関係が悪い環境で働くことは苦痛以外の何者でもありません。苦痛耐えながら、これから何十年も働いていかないといけないのは地獄です。
現に、転職したい理由としては人間関係の改善を目的に転職する人で溢れています。人間関係の良し悪しで今後の自分の人生が変わるといっても過言ではありません。例えば、上司が嫌いな方は、スキルが豊富な人から仕事のやり方を吸収する機会を失ってしまうことにも。
もし人間関係が良好な方は、それを捨ててでも叶えたい目的があるかよく考えましょう。
⑥会社に行くのが苦でない
会社に行くのが別に苦痛ではない、という人は転職するのがもったいない可能性があります。
なぜならどうしても転職しないとやばい人は体に不調が出る、や寝れなくなるほど嫌になるなど、何かしらの症状が出がちだからです。
苦痛だった人の話を聞くと「会社に行く前に胃がキリキリしていた」「お腹が痛くなった」という方もいました。
仕事に行くのがそこまで苦ではない=今の会社にはある程度満足しているとも言えます。総合的に見て悪い会社でないのであれば、今すぐやめるのはもったいないです。
苦まではいかないけど迷いがある方は、転職活動を始めてみましょう。転職をするのではなく、あくまで活動だけです。他の会社を見ることで今の良さに気づく良いきっかけにもなります。
⑦休みが多く取れる
休みが多く取れる会社の方は、転職するのがもったいないかも。というのも有休消化率が高いのは、大企業やホワイト企業の特徴だからです。
転職して案外聞くのが有給を取りづらくなったということです。今まで当たり前に休めていた環境が、実はよかったことだと後から気づいてしまいます。
会社の考え方や雰囲気次第で休みが取りやすいかは変わってきます。実際は転職しないとわからないことが多いので、今きちんと休みを取らせてくれる会社は、休めるだけの余裕があり安定していると言えます。
きちんと休みが取れてる方は転職前にもう一度考えてみてください。
⑧ワークライフバランスが良い
ワークライフバランスが良い環境の大企業で働いてる方は、転職するのがもったいないです。
休みが多く取れることとも関係しますが、会社や所属部署に余裕がないとワークライフバランスが保てないから。余裕がないと毎日残業だらけで帰れないパターンもあります。
⑨大きな仕事に携わっている
大きな仕事に携わっている方も、転職するともったいないです。
大きな仕事に関わるのは簡単ではありません。大企業に属さないと大きな仕事は難しいですし、その中で任されるのもある程度経験がないと厳しいです。
大きな仕事に携われるというのは、それだけ良い環境ということです。もし大きな仕事に携わりたい!と考えて大企業に入っていた場合は、転職するのは少しもったいないです。
⑩売上構成の高い部署にいる
売上構成の高い部署にいる方は、転職するのがもったいないです。
というのも売上構成の高い部署は、
- 投資に回す資金が十分にある
- 働く環境が良く、設備や人にも余裕がある
- 良い雰囲気を生み出し、仕事も進めやすい
といったメリットがあるから。
実際、売上構成の低い部署では、社内携帯がスマホではなくガラケー、評価部署を作る余裕がないので、自分で手を動かせないといけない、といったマイナス面も多いです。
同じ会社でも売上構成が良い悪いで大きく環境は変わります。もし転職する場合でも、売上構成が高い部署かはしっかりとみるべきポイントです。
大企業から転職するのがもったいないと感じたら
大企業から転職するのがもったいないと感じたら、現状を変える準備を始めましょう。以下やるべきことを解説します。
大企業から転職するのがもったいないと感じたらやること3つ
- ①資格を取得する
- ②読書で自己研鑽する
- ③自分で稼ぐ力を身につける
順番に見ていきましょう。
①資格を取得する
資格を取得して、スキルの見える化をしましょう。特にもったいないと感じてる方は、将来は転職する可能性が高いです。転職活動の際に資格は優位に働くので取っておいて損はしません。
何の資格を取ったらいいの?という方は以下がおすすめです。
- TOEIC800点
- 簿記2級
- ITパスポート
どれも汎用的な資格で、ポータルブルに活かせます。私も資格を持ってることで転職で大きな錯覚資産になったなと感じているので、今のうちに取っておきましょう。
転職活動を始めてから「武器を備えておけばよかった」と思っても遅くなってしまいます。
②読書で自己研鑽する
読書で自己研鑽しておきましょう。今の自分にはない考え方や、知識を手っ取り早い身につけることができます。
おすすめの自己啓発本
- 人を動かす:相手に動いてもらうためにはどうすればいいかを体系的に記載した書籍
- うまくいっている人の考え方:テーマごとに100個記載されているので、毎日少しずつ読めます
- 金持ち父さん・貧乏父さん:お金持ちになるにはどうすれば良いか、資産を持つことの重要性を学べます
有名どころの3冊からまずは始めてみましょう。
大学生が読むべきおすすめの自己啓発本10選【自己啓発のメリット・デメリットも】
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③自分で稼ぐ力を身につける
転職するのがまだもったいないなと感じたら、今のうちに自分で稼ぐ力をつけておきましょう。
今後転職すると、最初は慣れるのに大変で時間は十分に取れません。今のうちに自己投資し、稼げる力を付けておいて損はないです。
おすすめの副業
- ブログ:当サイトは完全未経験から始めて月6桁稼げるようになりました。気になる方はこちらをご覧ください。
- 動画編集:未経験でも動画編集スクールに通えば最短1ヶ月からでも収益化のチャンスがあります。スクール詳細はクリエイターズジャパンなどをご覧ください。
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まとめ:今すぐ転職するのがもったいないなら一度留まるのもあり
今回は、大企業から転職するのがもったいない人の特徴と、今は控えておいた方がいい人を紹介しました。
最後にもう一度おさらいします。
大企業から転職するのがもったいない人の特徴10選
- ①仕事の一連の流れを理解できてない
- ②キャリアビジョンがない
- ③仕事の好きなところがいくつかある
- ④転職の目的が明確に決まってない
- ⑤人間関係が良い
- ⑥会社に行くのが苦でない
- ⑦休みが多く取れる
- ⑧ワークライフバランスが良い
- ⑨大きな仕事に携わっている
- ⑩売上構成の高い部署にいる
人それぞれもったいないと感じる価値観は違いますが、自分の環境は他人から見ると思ってるほど悪くないそんなことが結構あります。今一度自分の立場、状況を客観的に見てみることがわかることも多くあります。
僕の場合は転職活動をしてみて思ってるほど、今いる環境が悪くないんだなと一度は立ち止まることが出来ました。迷ってる方は一度転職活動をしてみるのもおすすめです。
目的もなく今の現状から逃げたいがために、やみくもに転職したいと思うのはいい方向に行かないので止めましょう。
時間は流れていくので、迷ってるだけでいるのはもったいないです。この記事を読んで少しでも何か感じた方は行動に移しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。本記事が参考になれば幸いです。
それでは本日はこの辺りで!
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