仕事・転職のお悩み

大企業はぬるま湯ばかり?ぬるま湯と言われる理由を解説

※PRを含みます
大企業はぬるま湯ばかり?ぬるま湯と言われる理由を解説
困ってる人
困ってる人
●大企業はぬるま湯環境と聞きましたが本当ですか?

●実際に大企業で働いてる人は、ぬるま湯に浸ってると感じているのか知りたい。

 

今回はこんなお悩みにお答えします。

 

こんな方におすすめ

  • 大企業のぬるま湯具合が知りたい
  • 大企業に転職したい方
  • 大企業がぬるま湯と言われる理由を教えてほしい

 

本記事の信頼性

社員5万人以上の大手メーカーで働いています。7年以上大企業経験のある筆者が大企業は本当にぬるま湯なのかについて解説します。

 

大企業はぬるま湯環境と言われていますが、実際のところどうなんだろう?と働く前は私も気になっていました。メリットに感じる人がいる一方、早く成長したい方にとってはむしろぬるま湯環境はデメリットです。

 

今回は、大企業のぬるま湯は本当なのか、ぬるま湯と言われる理由を解説します。

 

本記事を読めば、大企業の実態がわかり、自分に合った企業を選ぶことができると思うのでぜひ参考にしてみてください

 

それでは早速始めます。

 

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大企業のぬるま湯は本当か?

大企業のぬるま湯は本当か?

大企業のぬるま湯は本当か?

 

早速ですが、大企業のぬるま湯環境は本当なのか?について解説します。

 

結論:大企業は基本的にぬるま湯です

 

結論から言うと、大企業は基本的にぬるま湯です。

 

理由は後ほど解説しますが、中小企業やベンチャー企業と比べると「守られていること」が非常に多いからです。

 

例えば、

  • 給料
  • 雇用
  • 福利厚生

 

これらは大企業の方が安定しており、かつ良い場合がほとんど。多くのことが守られている環境なので、ぬくぬくとぬるま湯環境になってしまいます。

 

ぬるま湯で危機感を覚えた

 

私はぬるま湯環境で危機感を覚えることが多々ありました。

 

というのも、将来に対しての不安が常にあったからです。自分がどうなるか、なりたい姿になれるか、といった不安があったため、ぬるま湯環境でぬくぬくと成長できないでいると、友人や同い年のビジネスマンと差が開いて、市場価値が下がらないか?とびくびくしていました。

 

ぬるま湯環境で感じた危機感

  • 成長しない
  • スキルが身につかない
  • キャリアビジョンが見えない

 

このような状態は今は良くてもいつか付けが回って痛い思いをする可能性が高いです。特に若いうちほど、ぬるま湯環境は良いとは言えません。

 

ぬるま湯環境に浸りすぎず、モチベーションを持って仕事に取組むべきです。
てつ
てつ

 

大企業がぬるま湯と言われる理由

大企業がぬるま湯と言われる理由

大企業がぬるま湯と言われる理由

 

大企業がぬるま湯と言われる理由を解説します。

 

大企業がぬるま湯と言われる理由

  • ①休みが多すぎる
  • ②働かない人の給料が高い
  • ③危機感がない
  • ④休みたい時に休める
  • ⑤一部の仕事のできる人で回っている
  • ⑥働く環境が整備されている
  • ⑦基本的に定時で帰る
  • ⑧達成可能な目標を立てる

 

順番に見ていきましょう。

 

①休みが多すぎる

 

大企業は年間休日が多く、ぬるま湯環境になりがちです。

 

厚生労働省が実施した「令和4年就労条件総合調査」によると、年間休日の平均日数は107日ですが、大企業では115日ほど休みがあります。

  • 土日だけ休み:年間休日約104日
  • 土日・祝日休み:年間休日約118日
  • 土日・祝日・お盆・年末年始休み:年間休日約125日

 

休みが多いのは悪い事ではありませんが、「早く休みたいな」と休むことばかり考えてしまうぬるま湯思考に陥りがちです。

 

メリハリを持って働けてる人は良いですが、そうではなくぬるま湯環境に浸っている人もいます。

 

②働かない人の給料が高い

 

大企業は大して働かない人の給料が高かったりします。

 

これは年功序列であったり、働かなくてもリストラにならないなど、守られている環境があるからです。どんな大企業にも最低一人は「働かないおじさん」はいたります。

 

一見効率良さそう!と思う方もいるかもですが、やりがいもないため毎日時間が過ぎるのを待つだけです。良い状態とは言えません。

 

終身雇用は終わりつつありますが、年配の方は大きな影響を受けないため、このようなぬるま湯環境が出来てしまいます。

 

③危機感がない

 

大企業でぬるま湯とよく感じるところは全体的に危機感がないところです。

 

危機感がないと感じるところ

  • 会社の売上が悪くても、なんだかんだ大丈夫そう
  • 今回出世できなかったけど、いつか出来るだろう
  • 今の仕事をやっていたらなんとかなるだろう

 

このように考えてる人が案外います。私は会社の業績や将来性にすぐに不安を感じてしまうため、なんで危機感ないの?と疑問に感じていました。

 

実際大手企業は多少の業績悪化では潰れたりしません。長く働いてる方ほどそれを理解しているので、大丈夫だろうと、ぬるま湯思考になっていると言えます。

 

危機感を持っておくことで、将来に向けて適切な努力ができます。

 

④休みたい時に休める

 

大企業は休みたい時に自由に休みを取れます。ホワイト企業では特に有給○○以上取得しよう、とフォローを受けるくらいです。

 

ホワイト企業なことに越したことはありませんが、仕事が忙しくても平気で休む人もいるので、「ぬるま湯環境だな」と感じることもあります。忙しい成果主義の会社であれば、そうはいかないはず。

 

実際私の会社では、以下のように休みを取るのが義務化されています。

  • 毎月1日以上の有休取得
  • 取れてない方は上司からフォロー
  • 年間20日の有給取得目標

 

あまり休みすぎるのは、メリハリもつかずぬるま湯と言われてしまう要因です。

 

⑤一部の仕事のできる人で回っている

 

大企業は一部の仕事のできる人で回っています。パレートの法則をご存知でしょうか?

 

パレートの法則とは

「80:20の法則」ともいわれ、「売上げの8割は2割の社員に依存する」といった法則を指します。自然界でも同じ法則が適用され、「働きアリが女王アリに持ってくる食事の8割は、2割によって生産される」という形で、集団や評価が一部に集中する法則です。

 

ビジネスではよく聞く法則ですが、大企業で働いていると如実に感じます。仕事のできる人は凄い人が多いですが、その数は2割いるかいないか。ほとんどの人はぬくぬくやっていても、なんだかんだ会社が回っていきます。

 

ぬるま湯環境でも成果を出す人がいるので、残り2割に入るように心がけるのが大事です。

 

⑥働く環境が整備されている

 

大企業は働く環境が整備されています。

 

例えば、以下のような環境です。

  • 1人1台のスマホ支給
  • 各席にデュアルモニター完備
  • 備品や筆記用具など使い放題

 

中小企業では全て自分で用意しないといけない場合もあるため、このように甘えられる環境はぬるま湯ですね。

 

働く環境はぬるま湯で問題ないので会社を選ぶ際に注目するのも大事です。
てつ
てつ

 

⑦基本的に定時で帰る

 

大企業は基本的に定時で帰る人もいます。このような人がいるため、ぬるま湯環境だと言われる理由になってしまいます。

 

出世に興味がない、仕事もそこそこ、という人は毎日定時で帰る場合も。

 

決まった時間に帰れるのはホワイト企業すぎて、良い部分でもありますが、部署や個人単位で変わる部分もあります。

 

「あの部署はぬるま湯すぎる」と同じ会社でも言われてしまいます。

 

⑧達成可能な目標を立てる

 

達成可能な目標ばかり立てているのは、大企業の特徴の1つです。

 

理由は難しい大きな目標を立てて達成できないよりも、達成可能な目標を掲げて達成できる方が評価されやすいから。

 

大手企業あるあるですが、みんな無難な目標を立てがちです。達成できる目標はぬくぬくやっていてもできるので、あまり意味がありません。

 

頑張らないと達成できない目標であれば、達成できたときに自身のスキルも向上します。ぬるい目標を立てず自分に厳しくいきましょう。

>>【結論】大企業のエンジニアはスキルが伸びない【就職前に見てほしい】

 

大企業のぬるま湯環境ではないところ

大企業のぬるま湯環境ではないところ

大企業のぬるま湯環境ではないところ

 

大企業の仕事の中でぬるま湯環境ではない部分もあります。詳細を解説します。

 

大企業のぬるま湯環境ではないところ

  • ①異動・転勤がある
  • ②年功序列で昇給しづらい
  • ③出世競争が大変

 

1つずつ解説します。

 

①異動・転勤がある

 

大企業は全国に拠点がある場合が多く、異動や転勤があることはぬるま湯ではありません。

 

個人のキャリアや意見を考慮してくれる場合もありますが、転勤のない中小企業に比べればリスクがあります。

 

想定していなかった転勤や異動はキャリアだけでなく、生活面にも支障が出てしまいます。

 

異動や転勤をせず、長く同じ場所で働きたいと考えてるなら、一気にマイナスになってしまいます。

 

関連記事大企業の仕事についていけない?辛いと感じるポイントを解説

 

②年功序列で昇給しづらい

 

大企業は年功序列で中々昇給しにくいです。いくらぬるま湯環境でも成長意欲や出世意欲が強い方にはきついですね。

 

ぬるま湯でぬくぬくしてる先輩がいる中で、昇給もしないとなるとやる気がなくなるのは無理もないです。

 

年功序列で給料もすぐには上がらなければ、副業で自身のスキルや年収を上げることに注力したほうが良いです。

>>参考:副業しないとやばいって本当?おすすめの副業と注意点を解説

 

③出世競争が大変

 

大企業は出世競争が大変です。ぬるま湯環境であれば、ライバルが少ないんじゃないの?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 

なぜなら

  • 従業員数が多い
  • 一部社員はかなり優秀
  • 多くの人をまとめるマネジメントスキルが必要

 

このようにスキルや経験、能力も問われるからです。ぬるま湯環境だから余裕でしょ、と考えていると大きなギャップがあります。

 

大企業がぬるま湯すぎたら、すべきこと

大企業がぬるま湯すぎたら、すべきこと

大企業がぬるま湯すぎたら、すべきこと

 

最後に大企業がぬるま湯すぎたら、すべきことについて解説します。

 

大企業の仕事がぬるくて、楽すぎたら、すべきこと4つ

  • ①資格を取得する
  • ②読書で自己研鑽する
  • ③副業で稼ぐ力を身につける

 

順番に見ていきましょう。

 

①資格を取得する

 

資格を取得して、スキルの見える化がおすすめです。

 

ぬるま湯環境でスキルが身につかなくても、資格でスキルの証明になるから。また転職を考えてる方は資格を持ってるだけで優位に働きます。

 

何の資格を取ったらいいの?という方は以下がおすすめです。

 

おすすめの資格

  • TOEIC800点
  • 簿記2級
  • ITパスポート

 

私も資格を持ってることで転職で大きな錯覚資産になりました。ぬるま湯環境で現状をなんとか変えたい、と考えてる方は少しずつ勉強してみましょう。

 

②読書で自己研鑽する

 

読書で自己研鑽することもおすすめです。今の自分にはない考え方や、知識を手っ取り早く身につけることができます。

 

おすすめの書籍を3冊ご紹介します。

 

 

読書することで「今のままじゃダメだ」「ぬるま湯環境から脱出しよう」と良い刺激をもらえます。また自分にない能力を補完できたりもするので、時間がある方は1冊からでも始めてみましょう。

 

③副業で稼ぐ力を身につける

 

副業で稼ぐ力を身につけることで、以下に今恵まれている環境にいるかも気づけます。ぬるま湯環境に甘えることなく、自分で稼げれば、環境が変わってもやっていく力もつきます。

 

私も0から副業を始めましたが、自分で稼ぐ大変さがわかりました。だからこそ本業を頑張る気持ちも高まりますし、何より自分の力で稼ぐのは非常に嬉しいです。

 

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なぜなら、

  • 求人数が多い
  • 専属のキャリアアドバイザー
  • 非公開求人の閲覧可能

などメリットが多いからですね。

 

ただ、転職サイトやエージェントは登録しすぎても管理するのが大変なので、多くても3つ程度に抑えておきましょう。

 

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まとめ:大企業がぬるま湯環境なら自己投資しよう

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今回は、大企業のぬるま湯は本当なのか、ぬるま湯と言われる理由を解説しました。

 

最後にもう一度おさらいします。

 

大企業がぬるま湯と言われる理由

  • ①休みが多すぎる
  • ②働かない人の給料が高い
  • ③危機感がない
  • ④休みたい時に休める
  • ⑤一部の仕事のできる人で回っている
  • ⑥働く環境が整備されている
  • ⑦基本的に定時で帰る
  • ⑧達成可能な目標を立てる

 

大企業のぬるま湯環境ではないところ

  • ①異動・転勤がある
  • ②年功序列で中々昇給しない
  • ③出世競争が大変

 

大企業のぬるま湯環境は基本的にはその通りです。しかしその環境に浸りすぎていると、他の環境に移った時に生き残れるスキルや経験も積み重なっていません。現状に満足せず、ほどよい危機感を持って努力していきましょう。

 

本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

それでは本日はこの辺りで!

 

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