●WordPressでの設定方法や画面の見方についても詳しく教えてほしいなあ。
今回はこんなお悩みに答えていきます。
こんな方におすすめ
- WordPressブログ初心者
- Googleアナリティクスの使い方を知りたい方
- Googleアナリティクスをまだ導入していない方
本記事の信頼性
WordPress運営にGoogleアナリティクスは必要不可欠です。
今回はアクセス数やPV数などのデータを分析できるGoogleアナリティクスの設定方法・手順と設定後の画面の見方やアクセス解析方法について紹介していきます。
本記事を読めば、簡単にGoogleアナリティクスを設定できサイト分析ができるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
なおこれからWordPressを始めたい方は、【初心者OK】WordPressブログの始め方を全手順画像付きで徹底解説【2024年11月版】をご覧ください。
それでは早速始めていきます。
目次
Googleアナリティクスとは?
Googleアナリティクスとはユーザー数を始めとする様々なデータを分析できるブロガーには導入必須の最強無料ツールです。
主に以下のデータが収集できます。
・ユーザー数
・ページ閲覧数(PV数)
・平均滞在時間(ユーザーがページを見ている時間)
・離脱率
・ユーザーのサイト内での行動
つまり、自分のサイト内でどの記事が人気があるかというのがわかるということです。
それではGoogleアナリティクスを導入するための設定方法について紹介していきます。
Googleアナリティクスの設定方法【画像付き】
Googleアナリティクスの設定方法は簡単にできます。
下記3ステップだけで完了です。
Googleアナリティクス設定手順3つ
- ①Googleアナリティクスに登録する
- ②WordPressでトラッキング設定する
- ③計測できているか動作確認する
順番にご説明します。
設定手順①:Googleアナリティクスに登録する
まず初めにGoogleアナリティクスに登録しましょう。
公式ホームページにアクセスできたら、Googleアカウントでログインします。
※Googleアカウントを持っていない方はアカウントの作成から行いましょう。
ログインが完了すると下記画面になるので『測定を開始』をクリックします。
アカウント設定画面に移るので、アカウント名を入力します。(何でもOKです。)
入力ができれば、そのまま次へをクリックします。
次に『測定の対象』を選定しますが、ここは一番上の『ウェブ』を選択すればOKです。
最後に以下4つを入力すれば完了です。
・ウェブサイト名:サイト名
・ウェブサイトのURL:https://を選択してサイトURLを入力
・業種:好きな業種を1つ選択
・レポートのタイムゾーン:日本
すべて入力が完了すれば『作成』をクリックします。
以下画面が表示されるので、規約に『同意する』をクリックすれば完了です。
以上でGoogleアナリティクスにログインできるようになりました。
Googleアナリティクスはブログ運営すると毎日のように見るので、ブックマークするかタグ止めするかしておきましょう。
続いて計測するために必要なトラッキング設定を行っていきます。
設定手順②:WordPressでトラッキング設定をする
次にWordPressでのトラッキング設定を行っていきます。
トラッキングとはユーザーがサイト内でどこを閲覧しているか追跡(track)、分析することです。
トラッキングの設定方法は以下3つあります。
トラッキング設定方法
- プラグインを導入して設定する
- WordPressテーマを使用して設定する
- テーマ編集しコードを貼り付け設定する
1つずつ紹介します。
※おすすめの方法は①です。どれか1つ出来ればOKなので複数行う必要はないですよ。
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1プラグインを導入して設定する
まず1つ目はプラグインを使う方法です。
『All in One SEO Pack』というプラグインを使って設定します。
まずはプラグイン⇒新規追加でプラグインインストール⇒有効化しましょう。
続いてGoogleアナリティクスでトラッキングIDを確認します。Googleアナリティクスにログインしてください。
左下アイコンの『管理』⇒『プロパティ設定』を押すと表示されるトラッキングIDをすべてコピーします。
※頭文字のUAも含めたすべてのIDです。
その後、WordPressの管理画面に移りサイドバーにある『All in One SEO』をクリックして、トラッキングIDを貼り付けます。
後は『設定を更新』をクリックすれば完了です。
その他WordPressのおすすめプラグインは、【2024年11月版】WordPressのおすすめプラグイン15選&導入手順を解説も合わせてご覧ください。
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2WordPressテーマを使用して設定する
2つ目はWordPressテーマを使用して設定する方法です。
注意
Googleアナリティクスのトラッキング設定ができるWordPressテーマを使ってる場合のみになります。ブログテーマによっては出来ない場合もあるので注意してください。
今回は当ブログのテーマであるAFFINGER6を例に紹介します。
それではWordPress管理画面のサイドバーにある『AFFINGER管理』をクリックしその中の『Google・広告/AMP』をクリックします。
下記のような画面が表示されるので、一番上の欄にトラッキングIDを入力します。
トラッキングIDの確認は『①プラグインを導入して設定する』と同じです。
ただしAFFINGER6のトラッキング設定はUA以下のコードを入れるので間違えないようにしましょう。
入力が完了すれば『save』をクリックし保存します。
上記画面の様に『現在のトラッキングID:UA-○○』と表示されていればOKです。これで設定完了です。
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3③テーマ編集しコードを貼り付け設定する
3つ目はテーマ編集しコードを貼り付け設定する方法です。
注意
プラグインやテーマがなくても設定できる方法ですが、WordPress初心者はテーマ編集になれてないと思うので、あまり触らない方が無難です。
まずはGoogleアナリティクスにログインして管理⇒プロパティ設定⇒トラッキング情報⇒トラッキングコードに移り下記画面のコードをコピーします。
コピーが完了出来たらWordPressのサイドバーにある外観⇒テーマエディターをクリックします。
その後テーマエディター右側にある『テーマヘッダー(header.php)』をクリック。
すると上記のような画面になるので、『</head>』という場所を探します。その直前に先ほどコピーしたトラッキングコードをコピーすれば完了です。
以上でトラッキングの設定までできました。
設定手順③:計測できているか動作確認
最後にGoogleアナリティクスがちゃんと計測できているか確認します。
注意
設定後計測されるまで時間がかかる時があります。ある程度時間を置いてから実施してみましょう。(1日待てば十分OKです。)
スマホ等で自分のサイトにログインしてパソコンでGoogleアナリティクスにログインしてみてください。
うまく計測できていれば、下記画面のように『アクティブユーザーのリアルタイム』1と計測されます。
もし上記のように表示されなければ、トラッキングIDが間違っていたり、トラッキングIDの設定を複数の方法で実践している可能性があります。
表示できなかった方は確認してみましょう。これでGoogleアナリティクスの設定は以上です。
Googleアナリティクスの使い方・解析できること
設定できたら、続いてGoogleアナリティクスの使い方と解析できることについて解説します。
今回は下記を紹介します。
Googleアナリティクス使い方・確認できること
- ①ユーザー数
- ②セッション数
- ③ページビュー数(PV数)
- ④直帰率
- ⑤平均ページ滞在時間
- ⑥離脱率
- ⑦集客
全データ共通ですが、右上の日付ボックスで計測する期間を指定できるので、計測したい期間を設定しましょう。
使い方①:ユーザー数
ユーザー数とはサイトを訪れたユーザーの数を表しています。
1人のユーザーが何回サイトを訪れても計測上は1しかカウントされません。サイトをのぞいてくれた人の数と思っておけばOKです。
使い方②:セッション数
セッション数とはサイトへの『訪問数』のこと。1ユーザーがサイトへ入ってから出ていくまでの数を計測しています。
ユーザー数との違いは、同じユーザーでも次の日などにサイトへ訪れれば計測されるのがセッション数としてカウントされます。
使い方③:ページビュー数(PV数)
ページビュー数(PV数)とはサイト内のページ閲覧数のことです。
1ユーザーが1つのサイトで5記事閲覧すれば、PV数は5と計測されます。
ページを読み込むたびにページビュー数はカウントされるので、同じユーザーが同じページを読み込んで閲覧すればカウントされます。
使い方④:直帰率
続いて直帰率の使い方です。
直帰率とは
ユーザーがサイトを訪れた際に閲覧したページから他のページを見ないでサイトを離脱してしまう割合のこと。
つまり直帰率は数字が低いほど良いということです。直帰率はユーザーの満足度を計る指標でもあり、直帰率が低い時は記事のリライトなどで改善するようにしましょう。
>>ブログのリライトのやり方を解説!SEO順位を上げる方法【初心者向け】
サイトジャンルにもよりますが、直帰率は40%前後であれば、良い数値だといわれています。
もし直帰率がずっと0%の方は、トラッキングIDを重複して設定している可能性があります。間違いがないか確認しましょう。
使い方⑤:平均ページ滞在時間
Googleアナリティクスの使い方5つ目は平均ページ滞在時間です。
平均ページ滞在時間とは
文字通り、ページアクセスしてから離脱までの平均時間のことです。
もし時間が低すぎると記事を最後まで読まれず離脱している方が多いということになります。
離脱する直前のページの滞在時間は、0分というカウントになるので、複数ページを見られていないと平均時間が少なくなります。
使い方⑥:離脱率
離脱率とは最後に訪れたページの割合のことを表しています。
つまり、どのページでユーザーが離脱したかそのサイト内での割合を確認できます。
使い方⑦:集客
集客とはサイトに訪れるユーザーが何をきっかけにサイトを閲覧したかがわかります。上記の場合だとほとんどSNS等からの流入になっていますね。
ブログ運営では検索流入が必須になってくるので『Organic Search』の割合を増やしていけるようにしましょう。
サイトを運営しながら自分で毎日扱っているとそのうち慣れてくるのでまずは実践してみましょう。
Googleアナリティクス初心者がまず分析すべき項目3つ
結論、最初は以下3つを注視しておけばOKです。
初心者がまず分析すべき項目3つ
- ユーザー数
- ページビュー数
- 流入媒体
なぜなら、最初はサイトに訪れるユーザー数が圧倒的に少ないから。だからこそどんな記事が見られやすいかチェックすることで、分析できます。
ブログ運営はまず記事を読んでもらうことからです。始めの内はどれだけの人が読んでくれているか意識し数字を伸ばすためにはどうすればいいか考えましょう。
ブログのPVがずっと0のままで伸びない、、という方は、分析し理由を明確にするべきです。以下で解決策を解説しております。
>>【ブログ0PV】アクセス0の理由5つと0pvを脱出する方法3つ
Googleアナリティクスではできない他者サイト分析ツールのおすすめ
ここまでGoogleアナリティクスの設定方法や使い方について紹介してきました。
Googleアナリティクスは自サイトの分析に使うツールです。しかし記事数が増えてきて競合のチェックがしたいそういう時に使えるのが、SimilarWebです。
Googleが提供しているサービスでGoogle chrome(グーグルクローム)の無料拡張機能になります。
導入して損することはないので、Googleアナリティクスの使用が慣れてくれば、SimilarWebもおすすめです。
まとめ:Googleアナリティクスで分析してサイト運営をしていこう
今回はWordPressでGoogleアナリティクスを設定する方法、使い方・解析でできること、初心者が分析するべき項目について紹介してきました。
サイト運営を成功させるには、常にサイトの状態をチェックする必要があります。
Googleアナリティクスを導入して、サイトの状態を常にチェックできるようにして改善を繰り返していきましょう。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで!
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