●パーマリンクの決め方と設定方法について教えてほしい。
今回はこのようなお悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- WordPressブログ初心者
- パーマリンクについて詳しく知りたい方
- パーマリンクの設定方法がわからない方
本記事の信頼性
WordPressブログで最初にやるべきことの1つがパーマリンクの設定です。ブログ初心者だと『パーマリンクって?』という状態だと思いますが、初期の頃に設定を誤ってしまうと後々面倒なことになります。
今回はWordPressブログのパーマリンクについて設定方法、決め方についてご紹介します。
本記事を読めば、パーマリンクの設定を間違えず正しくパーマリンクの設定ができるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
それでは早速始めていきます。
これかわWordPressを始める方は、【初心者OK】WordPressブログの始め方を全手順画像付きで徹底解説【2025年1月版】をチェックしてみてください。
目次
パーマリンクとは?【WordPressの基本知識】
まずはパーマリンクとは何かについてみていきましょう。
パーマリンクの意味
パーマリンクとは、各ページごとに設定される固定のURLのことで、「permanent(永続)」と「link(リンク)」を合わせた言葉です。
WordPressの投稿ページや固定ページ、カテゴリーページごとにURLが作成されますが、ウェブサイト全体の構造を保つために必要なURLになります。
パーマリンクは以下の部分です。ドメイン名の後ろの部分のURLがパーマリンクになります。
html
https://tecchanblogs.com/パーマリンク
パーマリンクを設定する理由
パーマリンクを設定するのは、読者にどのような情報の記事を書いているか分かりやすくするためです。
例えば、本記事のパーマリンクは「https://tecchanblogs.com/wordpress-permalink/」に設定しているので、何となくパーマリンクに書いた記事だ、とわかりますよね。
このパーマリンクは初期状態だと意味のない文字と数字の組み合わせになっています。なので最初にパーマリンクを設定しておく必要があります。
パーマリンクを設定することで、サイト全体の一貫性を保ちながら情報の整理ができます。
パーマリンクとSEOの関係
パーマリンクの設定はSEOに直接影響を与えるわけではありません。
SEOとは
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字をとった略称のこと。検索エンジンに正しくサイトを理解してもらい、ブログを検索上位表示させるために欠かせない集客方法です。
とはいえ、Googleは短くシンプルでわかりやすいURL構造を推奨しています。複数の単語を使う場合は、単語の間にハイフンを入れる分かりやすく、ユーザービリティ向上にも繋がるのでシンプルに設定しましょう。
シンプルな URL 構造を作成する。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
WordPressブログのパーマリンク設定方法
それでは早速WordPressブログのパーマリンク設定方法を見ていきましょう。
①WordPressのパーマリンク設定を変更
まずWordPressの管理画面から設定⇒パーマリンク設定をクリックします。
パーマリンクの共通設定を『カスタム構造』に設定し、『/%postname%/』と入力してください。
入力が完了すれば、変更を保存 をクリックして完了です。初期設定では「日付と投稿名」になっているので、上記に変更しておきましょう。
②投稿内でのパーマリンク設定
WordPress投稿画面内で以下のようにパーマリンクを変更できます。
記事作成画面で保存するとパーマリンクが自動で設定されるので、その後パーマリンクをクリックすると以下のように自由な文字列を入力可能です。
上記の場合「sssss]がパーマリンクを表しています。
③カテゴリー・タグのURLを変更
カテゴリーページのURL(スラッグ)も合わせて変更しておきましょう。
投稿⇒カテゴリーをクリックし、編集するカテゴリーの「クイック編集」をクリックします。
スラッグを編集すればOKです。このスラッグに入力した文字列がそのままカテゴリーのURLになります。
以上でパーマリンクの設定は完了です。
WordPressのパーマリンクを決めるポイント4つ
パーマリンクを具体的にどうやって決めていけばいいの?と疑問に対してお答えしていきます。
下記4つに注意してパーマリンクを決めるのがおすすめです。
パーマリンクの決め方4つ
- ①シンプルになっているか
- ②企業名が入っていないか
- ③単語同士をつなぐときはハイフンになっているか
- ④英語で意味がわかるようになっているか
1つずつ見ていきましょう。
パーマリンクの決め方①:シンプルになっているか
パーマリンクはシンプルな表記にするのがベストになります。
理由は、記事を読むユーザーにどういった内容の記事か一目でわかりやすく伝えらえ、ユーザーとしても記事を読むのにとっかかりやすいからです。
例えば、パーマリンクの例としてはこんな感じですね。
①https://tecchanblogs.com/blog-tired/
②https://tecchanblogs.com/blog-0pv/
上記①はブログが疲れた時に関する記事、②はブログの0pvを脱出する方法に書いた記事です。
パーマリンクを見ただけで、なんとなく書いてある内容が読めますよね。
見ただけでわかるパーマリンクに設定しておくと、読者として嬉しいのはもちろん、管理者側としても記事を管理しやすいというメリットがあります。
パーマリンクの決め方②:企業名が入っていないか
これは僕自身の経験ですが、Googleアドセンスの審査の時にパーマリンクに『amazon』といれている記事がありました。
結論から言うと、パーマリンクから企業名を消して申請し直すと、合格できました。
パーマリンクだけが合否に直結していたと断定はできませんが、企業によってはパーマリンク内に企業名の設定は不可と決められているものもあります。
いちいち問題ないか確認するくらいであれば、念のためにパーマリンク内に企業名を入れないことをおすすめします。
パーマリンクの決め方③:単語同士をつなぐときはハイフンになっているか
パーマリンクに2語以上の単語を記載する時は、ハイフンでつなぐようにしましょう。
理由は、見やすいとうこともありますが、パーマリンクにはハイフンを使うのが決まりだからです。
例えば以下のような感じですね。
https://tecchanblogs.com/blog-affiliate-site/
https://tecchanblogs.com/blog-advertisement/
カンマやコロンを使ってもうまく反映されません。
またアンダースコア(アンダーバー)_を使うこともおすすめしません。アンダースコアはGoogleから推奨されておらず、SEOにどの程度影響があるか不明なので、使わない方が無難です。
パーマリンク内ではハイフンを使って単語をつなぎましょう。
パーマリンクの決め方④:英語で意味がわかるようになっているか
パーマリンクは基本的に英語で設定します。
なので、英語で意味がわかるように設定しておくのがおすすめです。
英語で設定しておいた方が良い決まりがあるわけではありません。ただ、WEBのURLなどは基本英語で構成されています。
またパーマリンクは大文字ではなく小文字で意味がわかるようにしてください。
サーバーによって大文字と小文字を識別するものもあれば、識別しないものもあるようです。
サーバーを移管する場合にパーマリンクが引っかかって面倒なことにもなりかねません。
https:~が小文字のように、パーマリンクでは大文字を使わず、小文字を使用しておけば安心です。
日本語をローマ字読みで設定しても害があるわけではないですが、特にこだわりがなければ英語で設定しておきましょう。
WordPressブログのパーマリンク設定時の注意点3つ
それではパーマリンク設定時の注意点について3つご紹介します。
パーマリンク設定時の注意点3つ
①途中でパーマリンクを変更しない
②SSL化ができているか確認
③日本語は使わない
1つずつ見ていきましょう。
パーマリンクの注意点①:途中でパーマリンクを変更しない
記事を公開した後は、パーマリンクの変更はしないようにしましょう。
Googleからはドメイン毎の評価と記事毎のページ評価をされています。ページごとの評価はパーマリンクごとに管理されているんですね。
つまりパーマリンクを変更してしまうと、記事の評価や被リンクがリセットされた状態になってしまいます。
せっかく評価をもらった記事であれば、かなりもったいないですよね。
どうしても変更したい場合は301リダイレクトという方法もありますが、結論パーマリンクを変更するのは基本的にNGにしましょう。
パーマリンクの注意点②:SSL化ができているか確認
※WordPressブログの立ち上げ時、SSL化をした方は読み飛ばしていただいてOKです。
SSL化って何?て方は注意してください。
SSL化とは
あなたのサイトドメインをhttp:⇒https:に変換することです。SSL化されているサイトは通信を暗号化している状態なので、信頼できるサイトとしてGoogleから評価されます。
逆に言うとSSL化がされてないだけで、Googleから評価されなくなっちゃいます。
記事を公開してしばらくした後にSSL化ができていないことに気づくと大変です。
途中でSSL化をすると公開した記事全てのURLが変わってしまうので、パーマリンクを変更するのど同義になってしまいます。
まだSSL化ができていない方は、先にしておきましょう。
なお、SSL化の設定については、WordPressの初期設定方法7つを徹底解説【インストール後すぐやりましょう】で解説しています。参考にしてみて下さい。
パーマリンクの注意点③:日本語は使わない
パーマリンクに日本語を使うのはやめましょう。
理由は日本語を使うと意味のない文字配列になってしまうからです。
https://tecchanblogs.com/wordpress%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%81%ae%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%af%e6%b1%ba%e3%82%81%e6%96%b9%e3%81%a8%e8%a8%ad%e5%ae%9a%e6%96%b9%e6%b3%95/
本記事のタイトルをパーマリンクにして記事を公開した場合、上記のようなパーマリンクになりました。意味が分からない文字列になってますよね。
日本語で設定してしまうと、後々自分で管理しずらくなったり、ユーザーから見ても『このよくわからないURLの記事をみて大丈夫なのかな』と心配をあおる部分にもなりかねません。
またWordPressのバージョンによっては404エラーが起こる場合もあります。パーマリンクの設定は英語にして日本語は控えましょう。
まとめ:WordPressのパーマリンクを設定してブログ運営しよう
今回はWordPressブログのパーマリンクについて設定方法、決め方についてご紹介しました。
最後にもう一度おさらいします。
パーマリンクの決め方4つ
- ①シンプルになっているか
- ②企業名が入っていないか
- ③単語同士をつなぐときはハイフンになっているか
- ④英語で意味がわかるようになっているか
パーマリンク設定時の注意点3つ
①途中でパーマリンクを変更しない
②SSL化ができているか確認
③日本語は使わない
記事を頑張って書いたのにパーマリンクの設定がいけてなくて、今までの評価が消えてしまった・・なんてならないように注意しましょう。
パーマリンクの設定も案外WordPressの運営には重要な項目なので、一度問題がないかおさらいしてみて下さい。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで。
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