
●検索結果に表示されない原因を知りたい。
●検索エンジンに自分のブログを表示するための対策方法を知りたい。
今回はこのようなお悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- 検索結果に記事が表示されない方
- 検索エンジンについて詳しくない方
- 検索結果上位表示させたい方
WordPressブログを始めたばかりだと、記事を書くのにかなり時間がかかってしまいますが、その記事が誰かに読まれればやる気もでるものです。
しかしそもそも検索結果に記事が表示されなければ、誰の目にも留まることありません。無駄な努力で終わってしまいます。
今回はGoogleの検索結果に自分のブログが表示されず困っている方に向け原因・対策と確認方法について紹介していきます。
ブログ運営やWEBマーケティングをされてる方は、検索結果に記事が表示させることが始まりなので、本記事を参考にして下さいね。
それでは早速始めていきます。
目次
ブログ記事が検索結果に表示されない原因

ブログ記事が検索結果に表示されない原因
ブログ記事が検索結果に出てこないのは、考えられる原因が5つあります。
検索結果に自分のブログが表示されない原因
- ①Googleクローラーがインデックスしていないインデックスされるには時間がかかっている
- ②インデックスされるのに時間がかかっている
- ③noindexを指定している
- ④ペナルティを受けている
- ⑤robots.txtでクロール拒否している
1つずつ解説していきます。
原因①:Googleクローラーがインデックスしていない
ブログ記事は公開しただけで検索結果に表示されるわけではありません。
検索結果に表示されない原因として、そもそもGoogleロボットがあなたの記事を見つけていないという可能性があるわけです。
このクローラーに関してはブログ運営をしていくのにまず検索エンジンの仕組みを理解する必要がありますね。
詳細はSEOの基本:検索エンジンの仕組みとは【種類・最適化を解説】で解説しているのでご覧ください。
原因②:インデックスされるのに時間がかかっている
検索エンジンの仕組みでも解説していますが、インデックスされるまでには下記手順があります。
①クローリング
②インデックス
③ランキング
この工程を行うのに意外と時間がかかるということです。
特にブログ初心者などサイトを運営し始めたばかりだと、Googleロボットもあなたのサイトをなかなか見つけてくれないので、インデックスされません。
つまり初心者は最初の頃どれだけ質の高い良い記事を書いても検索結果に表示されづらいということです。
よく『ブログの結果が出るのは半年~1年後くらい』といわれるのは記事にちゃんとランキングがついて検索結果に出てくるのに大体それくらいの時間がかかるからなんです。
なので初心者の方は最初は検索結果に表示されてなくても焦らずコツコツやっていくことが重要になります。
ただGoogleロボットに『早くこの記事をインデックスしてくれー』と促すことはできます。
Googleサーチコンソールを使えばそれが可能ですね。導入してない方はブログの必須ツールでもあるので、設定しておきましょう。
『Google Search Console』の詳細については、【2020年版】WordPressでGoogleサーチコンソールを登録する方法&使い方を参考にご覧ください。
原因③:noindexを指定している
noindexとはGoogleロボットに『記事をインデックスしないでくれ』とお願いしているような状態です。
当然こんな状態だと検索結果に表示されません。
間違ってnoindex設定をしてしまっていると記事が出てこないので注意が必要です。
WordPressブログを運営されてる方はワンクリックでnoindex設定ができてしまうので、設定を念のために確認しておきましょう。
noindexとはなんぞや?詳しく知りたい!という方はnofollow・noindexタグの設定方法解説【正しい使い方・SEO効果】を参考にご覧ください。
原因④:ペナルティを受けている
Googleからペナルティを受けている場合も記事が検索結果に表示されない原因になります。
ペナルティを受けるのは以下のような時です。
・コンテンツの自動生成
・リンク プログラムへの参加
・オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
・クローキング
・不正なリダイレクト
・隠しテキストや隠しリンク
・誘導ページ
・無断複製されたコンテンツ
・十分な付加価値のないアフィリエイト プログラムへの参加
・ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
・フィッシングや、ウィルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
・構造化データのマークアップの悪用
・Google への自動化されたクエリの送信
Googleの基本方針でも検索エンジンはなくユーザーの利便性を考えてサイト設計する、ユーザーをだますようなことはしないと言われています。
つまり上記のような不正行為は行わずサイト運営をしていきましょうということです。
原因⑤:robots.txtでクロール拒否している
robots.txtというファイルを設定するとクロールがされなくなります。
クロールされていなければ当然検索結果にも表示されません。
普通にブログ運営していれば、特にいじったりすることのないファイルです。
しかし他記事のクロール優先度を上げるためにあえて設定し間違ってクロールされない設定になってしまったなんてこともあります。
基本的にはrobots.txtファイルは触らないようにしておきましょう。
Googleにブログサイトを認識してもらう(インデックスさせる)方法

Googleにブログサイトを認識してもらう(インデックスする)方法
検索結果に表示させるにはGoogleにブログサイトを認識してもらう必要があります。
その具体的な方法について3つ紹介します。
Googleにブログを認識させる方法
①サイトマップを送信する
②WEBサイト内や外部サイトからのリンクを通じる
③サーチコンソールのURL検査でインデックス依頼する
1つずつ見ていきましょう。
①サイトマップを送信する
まず1つ目はサイトマップを送信しましょう。
サイトマップとはサイト内の構造を表した設計書のようなものです。サイトマップを作っておくとGoogleがサイト情報を理解しやすくなり早くインデックスしてくれます。
サイトマップの登録はプラグインでできます。
おすすめは『Google XML Sitemaps』というプラグインです。
プラグインをインストール⇒有効化し、WordPressの設定画面でXML用のURLが出てくるので、それをコピーします。
後はGoogleサーチコンソールの『サイトマップ』にURLを貼り付けて送信するだけです。

Googleサーチコンソール:サイトマップの追加
サイトマップは自動送信されるので、特にこれ以降何もする必要はありません。
まだ設定してない方は設定しておきましょう。
その他WordPressで使えるおすすめプラグインについては、WordPressで導入するべきおすすめプラグイン8つ&導入手順【2020年版】を参考にご覧ください。
②WEBサイト内や外部サイトからのリンクを通じる
公開した記事を早く認識してもらう2つ目の方法は自分のWEBサイト内や外部サイトからのリンクをもらうことです。
Googleクローラーは内部リンクや外部からのリンクをたどってクローリングしています。
リンクを受けているページはクローラーも見つけやすくなるのでより早くGoogleに認識してもらうことができます。
同カテゴリ―の外部サイトからリンクを受けるとサイト全体の評価も上がり、Googleの信頼性も高まるのでメリットだらけです。
ただブログを始めたばかりの初心者だと外部リンクを受けるのは難しいので、内部リンクで記事同士をつなげるようにサイト設計しましょう。
いわゆるハイブリッド型のサイト構築です。
例えば東京ラーメンブログの場合は以下のようなサイト設計をすればOKです。

サイト設計の例:東京のラーメンブログの場合
書く記事同士を内部リンクでつないでおけばクローラーが見つけやすいのでインデックスされやすくなります。
その結果インデックスされた記事をたどってまた別記事がインデックスされるという仕組みです。
基本的なサイト設計については、『Googleアドセンスマネタイズの教科書』で学ぶことが出来たので、気になった方は参考にどうぞ。
③サーチコンソールのURL検査でインデックス依頼する
3つ目はサーチコンソールのURL検査でインデックス依頼をすることです。
インデックス依頼をするとGoogleに記事を見つけてもらいやすくなり、より早く認識してもらうことが出来ます。
URL検査のやり方は超簡単です。
Googleサーチコンソールの上部の検索窓にインデックス依頼したいURLを入力します。
検索アイコンマークをクリックすると、インデックスの確認が始まります。
インデックスがされていなければ下記のような表示になるので、『インデックス登録をリクエスト』をクリックすれば、インデックス依頼が完了です。
※インデックス依頼には1~2分程度の時間がかかります。

Googleサーチコンソール:インデックスリクエスト画面
ちなみに既に正しくインデックスされているときは下記のような表示になるので依頼する必要はないです。

Googleサーチコンソール:インデックス済の画面
Googleサーチコンソールの使い方や導入方法については下記記事を参照ください。
-
【2021年版】WordPressでGoogleサーチコンソールを登録する方法&使い方
続きを見る
また検索エンジンのシェアは少ないですが、Googleサーチコンソールと同じような機能のBing webmasterでも同じようにURL送信を行っておきましょう。
ブログが検索結果に表示されているか確認する方法

ブログが検索結果に表示されているか確認する方法
最後にきちんと検索結果にブログ記事が表示されているか確認する方法について2つ紹介します。
ブログの検索結果への表示確認方法
①サーチコンソールのカバレッジで確認する
②検索窓に『site:自分のサイトURL』を入力して確認する
それぞれ解説します。
確認方法①:サーチコンソールのカバレッジで確認する
1つ目はGoogleサーチコンソールで確認する方法です。
サーチコンソールの左側にある『カバレッジ』をクリックするとインデックスされたURLが表示されます。

Googleサーチコンソール:カバレッジ画面例
この結果を見ると有効と表示されているのはインデックスされた記事です。
エラーは何か問題がある場合に表示されるので、改善が必要ですね。1件エラーがあるので修正が必要な記事があるようです。
除外に関しては、意図せずnoindexになっている記事がないか確認しておきましょう。
確認方法②:検索窓に『site:自分のサイトURL』を入力して確認する
2つ目は検索窓に直接『site:自分のサイトURL』を入力して確認する方法です。
きちんとインデックスされていれば以下のようになります。

site:自分のURL~での検索結果
検索結果の数が約92となっているので問題なさそうですね。
きちんと表示されない場合はGoogleからのWEBサイトや記事の質が低いと思われている可能性が高いのでリライトなどで修正しましょう。
まとめ:まずは検索結果に出ない原因を理解して読まれるブログにしよう

まとめ:まずは検索結果に出ない原因を理解して読まれるブログにしよう
今回はGoogleの検索結果に自分のブログが表示されず困っている方に向け原因・対策と確認方法について紹介しました。
今回紹介したように検索結果に表示されない原因は複数あります。
せっかく書いた記事が読まれないのは悲しいので、間違った設定をしていないかまずは確認しましょう。
正しく検索結果に表示されていればそこがスタートラインです。
後はSEOについて深く学んでいき次に上位表示させるためにサイト運営をしていきましょう。

本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで。