
●WEBサイトの記事が検索結果に表示される仕組みについて理解したい。
●検索エンジン最適化をして、検索結果上位表示を狙いたい。
今回はこのようなお悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- 検索エンジンの仕組みについて知りたい方
- SEOへの理解を深めたい方
- WEBサイト運営初心者
WordPressブログやWEBサイトの運営を始めたばかりの人だと、検索エンジンの仕組みやGoogleの理念について深く知らない人も多いと思います。
検索結果に表示される仕組みをわからず、ただ記事を量産しても無駄なことになりかねません。
まずは基本的な仕組みについて理解しSEO対策をした上でサイト運営をしていく方が得策です。
本記事では検索結果の仕組みや種類SEO最適化について紹介していきます。
ブログ運営やWEBマーケティングをされてる方は是非参考にして下さい。
それでは早速始めていきます。
目次
そもそも検索エンジンとは?

そもそも検索エンジンとは?
検索エンジンとはユーザーが情報を探すためのデータベースシステムです。
このデータベースは図書館のようなもので、新しい情報が絶えず増え続けています。
ユーザーが検索したワードに対して、最適な情報を図書館の中から見つけそれを検索結果に表示させるのが検索エンジンになります。
情報は常にあふれているので、ユーザーの検索目的を意図して検索エンジンが結果を表示させるためには、ユーザーが満足するコンテンツを順位づけて表示させる必要があります。
つまり検索エンジンの主な役割はユーザーのニーズをくみ取り最適情報を提供することです。
では具体的にどうやってユーザーに有益な情報が検索結果に表示されるのか見ていきましょう。
検索エンジンの仕組みについて

検索エンジンの仕組みについて
ユーザーの検索意図に対して最適な情報を提供するのが検索エンジンだとわかりましたが、検索結果に表示されるまでの仕組みは以下3つのステップがあります。
①クローリング:GoogleがあなたのWEBサイトを見つける
②インデックス:GoogleがあなたのWEBサイトを検索エンジンに登録する
③ランキング:GoogleがあなたのWEBサイトの検索順位をつける
1つずつ順番に解説します。
①クローリング

検索エンジンの仕組み①クローリング
クローリングとはクローラーと呼ばれるGoogleロボットがインターネット上にあるWEBサイトの情報を集める行動のことをいいます。
基本的にユーザーは何もしなくても勝手にGoogleロボットがクローリングしてくれます。
しかしWordPressでサイトを作ったばかりの状態だったり、サイトの信頼性や更新頻度が低い状態だとクローリングされるのが遅いことがあります。
そういった場合は『Googleサーチコンソール』を使えば、クローリングを促すことができ、より早くクローリングしてもらうことが可能です。
『Google Search Console』の詳細については、【2020年版】WordPressでGoogleサーチコンソールを登録する方法&使い方を参考にご覧ください。
②インデックス

検索エンジンの仕組み②インデックス
GoogleのクローラーがWEBサイトをクローリングした後に、サイトやページに問題がなければクローラーが集めた情報をデータベースへ登録します。
このデータベースへの登録を『インデックス』と言います。
インデックスされていないとそもそも検索結果に表示されないので注意が必要です。
インデックスを確認する方法
③ランキング

検索エンジンの仕組み③ランキング
最後にデータベースにインデックスされた情報はGoogleのアルゴリズムに従って検索順位付けがされます。
検索順位決定のためのアルゴリズムはGoogleから正式に公表されていません。ただ基本的にはGoogle理念に沿ったページがランキング上位に表示されるといわれています。
下記参考です。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
引用:Googleが掲げる10の事実
完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジンである。
引用:Google 検索の仕組み | 便利な検索サービス
ここから読み取れるのは読者視点でユーザーニーズを満たすコンテンツがGoogleから高く評価されるということです。
良くブログなどで『自分の書きたいことでなく、読者の悩みを解決できる記事を書け』と言われるのはこういった理由ですね。
検索エンジンの種類を比較

検索エンジンの種類を比較
有名な検索エンジンについて5つ紹介します。各検索エンジンを5つ比較してみていきましょう。
検索エンジン5つ比較
- ①Google
- ②Yahoo!
- ③Bing
- ④Baidu
- ⑤Naver
①Google:世界最大手検索エンジンの定番
全世界のシェア70%以上を誇る検索エンジンの王道です。
言うまでもなく検索エンジン=Googleというのが定着していると思います。
検索結果上位表示させる=Googleエンジンの検索結果に上位表示させることを指すのが一般的です。
近年数多くの企業がWEBサイト運営などに参入しているため、年々SEO上位表示させるのは難しくなっているようです。
②Yahoo!:国内最大手の検索エンジン
日本国内の検索エンジンではGoogleよりもYahoo!が多く使われていましたが、2020年現在はGoogleの方がシェアが多いです。
Yahoo!の検索エンジンアルゴリズムはGoogleと同じものを採用しているため、基本的には同じものになります。
僕はGoogle派ですがYahoo!派という人が周りに結構いるので、使ってる方が多い印象です。
③Bing:Microsoft社の検索エンジン
アメリカのMicrosoft社が運営する検索エンジンです。日本国内でのシェアは第3位になります。
精度はGoogleと変わらないと言われています。Windowsなどのスタート画面にデフォルトとして設定されているため案外使う方もいるのではといった感じです。
少ないですが、シェアはあるのでサイト運営をされてる方は、Googleサーチコンソールと同じような機能のBing webmasterを使ってみましょう。
④Baidu:中国最大手の検索エンジン
Baiduは中国最大手の検索エンジンで中国内でのシェアは40%以上になります。
インターフェースが中国語ですが中国にWEBサイトを進出させたいなんて方は使ってみるのもいいかもしれません。
ただ、Googleと比べると使い勝手は劣るので、興味がある方は使うくらいでOKだと思います。
Naverは韓国の検索エンジンで韓国内ではGoogleに次ぐシェア第2位になります。日本でいうYahoo!のような位置づけですね。
日本人ならNaverまとめはご覧になったことがあると思いますが、日本人には使い勝手があまりよくないようなのでGoogleを使用すればOKです。
SEO(検索エンジン最適化)とは?

SEO(検索エンジン最適化)とは?
ここまで検索エンジンの仕組みについてお話してきましたが、検索結果で上位表示させるのは簡単でなくSEO対策をする必要があります。
SEOとは
先ほど紹介したようにほどんどの検索エンジンはGoogleのアルゴリズムを真似ているので、Googleで検索上位表示できれば、他検索エンジンでも上位表示出来てると考えてOKです。
では具体的なSEO対策とは以下のようなものです。
・キーワード選定
・質の高い記事の作成
・豊富なコンテンツ量
Googleが正式な検索順位の付け方について公表していないため、少し抽象的にはなってしまいますが、要は検索意図にあった質の高い記事を豊富に作成しているサイトがGoogleからの高い評価を受けやすくなります。
他にもSEO対策はありますが、記事を作成する時はこういったことを念頭に置いておくのがSEOで成功する近道になるといえるでしょう。
まとめ:SEOで勝つにはまずは検索エンジンの仕組みを理解しよう

まとめ:SEOで勝つにはまずは検索エンジンの仕組みを理解しよう
今回は検索エンジンの仕組み・種類について解説しました。
最後にもう一度おさらいします。
検索結果に反映されるまで
①クローリング:GoogleがあなたのWEBサイトを見つける
②インデックス:GoogleがあなたのWEBサイトを検索エンジンに登録する
③ランキング:GoogleがあなたのWEBサイトの検索順位をつける
SEOは知れば知るほど奥が深いです。
同時に何が正解かがわからなくもなってきますが、一番大事にしたいことはGoogle理念にもある『ユーザー視点』です。
検索エンジンの仕組みについて理解できれば後は記事を量産していくのみです。
まずはWEBサイト運営にはかかせない検索エンジンの仕組みについてはしっかりおさえておきましょう。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで。