●Strongタグを使いすぎるとSEOへ悪影響があるって本当?
今回はこんなお悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- Strongタグについて詳しく知りたい
- StrongタグのSEOへの影響を教えてほしい
- ブログがペナルティを受けないか不安な方
ブログを書いている人なら誰でも使うStrongタグですが、使いすぎるとSEOへ影響があると噂を聞きます。
結論からいうと、Strongタグの多用はSEOに悪影響を及ぼす可能性があります。
しかし文字を強調させたり、文章の見栄えを変えたりとStrongタグは何かと必要になりますよね。
今回はStrongタグの多用によってペナルティなどの悪影響を及ぼす理由とペナルティを受けない対策方法について解説します。
本記事を読めば、StrongタグとSEOの関係がわかりStrongタグの代わりになるものもわかるのでぜひ参考にしてみてください。。
それでは早速始めていきます。
目次
strongタグとは?【基本情報を整理する】
Strongタグとは、文字を太字にして強調するHTMLタグのこと。
WordPressブログで言うと『B』の文字の部分をクリックするとStrongタグになります。
上記のような感じですね。
ちなみにstorngタグをHTMLコードで出すと以下のようになります。
html
<strong> ○○○ </strong>
ストロングタグの間に文字を入れることで太字の強調が可能です。
strongタグを使用する目的
strongタグを使用する目的は2つあります。
strongタグの目的2つ
①文字を太字に強調する
②Googleに重要なキーワードだと知らせる
目的は2つあるように役割もそれぞれ異なります。
- 文字の強調・・・読者の記事の見やすさ
- Googleにキーワードを強調・・・SEO対策に関係
読者に対してだけであれば、Strongタグを多用しても問題ありません。
しかしGoogleに対しては、Strongタグを使用しすぎるとペナルティを受ける可能性があるので、注意が必要です。
※ペナルティ=SEOに悪影響が及ぶと定義づけています。
strongタグを使いすぎるとペナルティを受ける可能性あり
上記の通りでして、Strongタグを使いすぎるとペナルティを受ける可能性があります。
ペナルティを受けるとGoogleからの評価が下がり、SEOにも影響し、検索結果上位に記事が表示されにくくなり非常に問題です。
>>SEOの基本:検索エンジンの仕組みとは【種類・最適化を解説】
strongタグの使用方法やペナルティを受けないための使い方を理解しておくことがブログやサイト運営には必要になります。
strongタグのペナルティはそこまで意識しなくてOK
とはいえ、Strongタグのペナルティはそこまで意識しなくてOKです。
なぜなら、strongタグを使いまくっていなければ、ペナルティを受けることは少ないから。
実際かなりStrongタグを使ってる記事も当ブログではありますが、1ページ目に表示できています。
つまりStrongタグを使用している=検索結果上位に表示されないわけではないということ。
なお、読みやすい記事の書き方については、下記で解説しているので参考にしてみてください。
>>ブログで読みやすい文章の書き方のコツ20個を徹底解説【初心者向け】
strongタグの多用でSEOに悪影響を及ぼす理由
strongタグを多用することでSEOに悪影響を及ぼす理由は下記です。
- キーワードを多用するとGoogleが混乱する
- 重要なキーワードが何なのかわからなくなる
上記のような感じでして、Googleは1記事であたりのキーワードを認知してデータをインデックスしますが、Strongタグが多すぎると重要なポイントがわからなくなるわけです。
例えば、すべてStrongタグで書かれた記事だと重要なポイントがわからないので、Googleも検索順位を上げる理由がありませんよね。
つまりGoogleに記事内の重要なキーワードを正しく理解してもらうためにも、Strongタグは使いすぎないのが良いでしょう。
合わせて読みたい
ブログでキーワード選定する方法については、SEOキーワードの選定方法 5つの手順で解説を参考にチェックしてみてください。
strongタグの多用でペナルティにならない対策方法3つ
それではstrongタグの多用でペナルティにならない対策方法について3つご紹介します。
下記3つです。
strongタグの多用でペナルティにならない方法3つ
- ①strongタグは5回程度まで
- ②strongタグは見出しに使わない
- ③strongタグは同じ言葉に1度まで
1つずつ見ていきましょう。
対策方法①:strongタグは5回程度まで
1つ目はStrongタグを1記事内に5回まで使うと決めてしまうことです。
なぜ5回かというとh2タグの1段落内に1つずつStrongタグを使うくらいがちょうどいい目安だから。
実際上位表示できている記事もこれくらいかちょっと多いくらいの割合でStrongタグを使ってるので、5回程度の使用にとどめておくのが無難。
SEOに答えはないので、経験則ですが、5回程度にとどめておけば、SEOに悪影響を及ぼすことは考えられないでしょう。
対策方法②:strongタグは見出しに使わない
ペナルティを受けないためには、Strongタグは見出しには使わないようにしましょう。
見出しに入れてるキーワードは既に強調されているからです。
見出しのキーワードはSEOにおいて、
- h1
- h2
- h3
- h4
- h5
といった順番で重要視されていまして、見出しタグにキーワードを入れるだけでも十分SEO対策になっています。
そこにさらにStrongタグを入れてしまうと、過度にやりすぎているとGoogleに判断されてSEOに悪影響を及ぼす可能性があるというわけです。
対策方法③:strongタグは同じ言葉に1度まで
strongタグを同じキーワードに使用するのは1度までにしましょう。
なぜなら先ほども記載したように、何回も強調するとGoogleからのNGのペナルティを食らう可能性があるからですね。
例えば、本記事は『Strongタグ 多用 ペナルティ』といったキーワードで記事を書いていますが、Strongタグは1つしか使っていません。
もちろん明確に1つより多く使用するとSEOに悪影響があるというわけではありません。
しかしGoogle目線で考えると必要なことなので、同じキーワードにはStrongタグを使わないことを意識しておきましょう。
strongタグの代わりに太字で協調する方法2つ
それではStrongタグの代わりに太字で強調する方法をご紹介します。
GoogleにはStrongタグでないと強調の認識がされませんが、視覚的に太字になるので、読者に特に伝えたい部分に使うのが効果的ですよ。
Strongタグの代わりに太字にする方法2つ
①spanタグを使用する
②プラグイン『AddQuicktag』を使用する
順番に見ていきましょう。
その①:spanタグを使用する
1つ目はspanタグを使用する方法です。
spanタグとは、HTMLタグの1つで、見た目を太字に変更することができます。
『spanタグ』のコードは以下になります。
html
<span class="huto">○○○</span>
上記のような感じですね。ちなみにWordPressの投稿画面の『太字』ボタンをクリックしてもSpanタグになります。
※ちなみに当ブログはAFFINGERを使用しているので、一発でSpanタグが作れます。しかしテーマによってはいちいちHTMLコードを入れないといけないものもあるので、気になった方は参考にどうぞ。
>>AFFINGER6の特典10個付きレビュー!評判やメリット・デメリットを徹底解説
その②:プラグイン『AddQuicktag』を使用する
2つ目はプラグイン『AddQuicktag』を使用する方法です。
AddQuicktagとは
HTMLコードをテンプレ化してワンクリックで使えるようにするプラグインになります。
使用するのはSpanタグと同じですが、WordPressテーマにSpanタグの太字アイコンがない方でも作成できる方法になります。
プラグインを導入して、先ほどご紹介したSpanタグのコードを入力すればOKです。
WordPressテーマにSpanタグの太字アイコンがないなら実践してみてください。
WordPressブログに必要なプラグインについては、下記記事で解説しています。
>>【2024年12月版】WordPressで導入するべきおすすめプラグイン15選
strongタグでペナルティを受けない効果的な使い方
それでは次にstrongタグでペナルティを受けない効果的な使い方についてご紹介します。
ペナルティを受けない効果的な使い方2つ
①キーワードに使う
②使用するルールを決める
1つずつ見ていきましょう。
その①:キーワードに使う
1つ目は、キーワードに使うということです。
先ほどからも紹介していますが、むやみやたらとStrongタグを乱用するとGoogleが混乱してしまいます。
そのため、検索してほしいキーワードにStrongタグを使うのがおすすめ。
例えば、ブログのテーマについて書いた記事なら『ブログ テーマ』に太字を適用するような感じですね。
使用しすぎない⇒キーワードに使用することを意識すれば、効果的にSEO対策が可能です。
その②:使用するルールを決める
2つ目は使用するルールを決めるということ。
例えば、
- 各見出しに1つずつ
- 記事の冒頭に使う
- 記事のまとめに使う
というようにルールを決めれば、いくつ使用したかも把握でき、使いすぎを防止することもできます。
人によってブログの型や書き方はそれぞれあると思うので、使用するルールを決めて記事を書いてみてください。
storongタグに関するよくある疑問・質問
それでは最後にstorongタグに関する疑問点や質問についてお答えします。
bタグもstrongタグと同じ?
結論、bタグもstrongタグと同じ扱いになります。
※bタグとはstrongタグと同じように太字に強調する役割があります。
つまり、Strongと同じように多用するのはSEOに悪影響を及ぼす可能性があるので危険です。
ちなみにbタグは<b>○○○</b>になります。
実際、元Googleのスパム対策チームのマシューカッツは以下のように言っています。
Googleは、strongタグもbタグも同じように扱います。
上記動画でも語られていますが、Strongタグの代わりにbタグを使うのはあまりメリットなしですね。
今までstrongタグで書いた記事は修正するべき?
結論、修正する必要はありません。かなりの労力がかかってしまうから不要です。
さらに100%ペナルティを受けると断言できるというわけでもないので、そんなことに時間を使ってしまうのはちょっともったいないです。
どうしても気になるならリライトついでに直していけばいいでしょう。
他のブログでStrongタグかSpanタグどちらを使ってるか確認する方法は?
Google chromeのディベロッパーツールを使えば、確認することができます。
ディベロッパーツール確認手順
Googleクロームの画面右上をクリックして、ディベロッパーツールをクリックします。
クリックすると下記のような画面に移ります。
上記の画面で他サイトのHTMLコードを丸裸にして確認できるので、使用しているタグなどが気になったらチェックしてみてください。
まとめ:strongタグの多用はペナルティになることも【SEOへの悪影響がないよう対策しよう】
今回はStrongタグの多用によってペナルティなどの悪影響を及ぼす理由とペナルティを受けない対策方法について解説しました。
最後にもう一度おさらいします。
strongタグの多用でペナルティにならない方法3つ
- ①strongタグは5回程度まで
- ②strongタグは見出しに使わない
- ③strongタグは同じ言葉に1度まで
ペナルティを受けない効果的な使い方2つ
①キーワードに使う
②使用するルールを決める
結論、StrongタグはSEOに悪影響を及ぼす可能性もあるので、念のためにSpanタグを用いておくのがおすすめ。
といってもSEOで上位表示するなら、記事の質を高めたり、SEO内部対策をしっかりすればOKなので、他の考えられる要因を固めていきましょう。
本記事が参考になれば、幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで!
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