●ブログは構成案が重要だと聞くけど、いまいち理由がわかってません。構成案を作る理由を知りたい。
今回はこんなお悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- ブログの構成案の作り方を知りたい
- ブログ記事の構成案を作る理由が知りたい
- ブログの構成案の注意点を教えてほしい
本記事の信頼性
ブログではライティング前に構成案作りが重要だと聞いたことがある方もいると思います。
ブログを始めたばかりの初心者は、
- ライティング
- 記事内装飾
- サイト設計
などやることがたくさんで構成案づくりにまで手が回らないことも。僕も最初の頃は記事構成案を作らずにがむしゃらに記事を書いていました。
しかし、構成案がないと読みにくい記事になってしまい、多くの方に見てもらえません。
構成案を考えると、ライティングの型ができるので、最初は慣れなくても身につけておくのがベストです。
今回はブログ記事の構成案を作る手順8つ&作成時の注意点についてご紹介します。
本記事を読めば、ブログ記事の構成案を作る方法がわかり、記事執筆が捗るようになると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは早速始めていきます。
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目次
ブログ記事の構成案とは?【初心者向け】
まずはブログ記事の構成案とはそもそも何なのか、という疑問にお答えしていきます。
構成案はブログ記事の設計書
結論、構成案はブログ記事の設計書のようなものです。
構成案がしっかりしている記事=記事の土台がしっかりしてるので、読み手がスッと読みやすくなります。また書き手側も設計書があれば、構成に沿って文書を書けるため、スラスラ書けるようになります。
具体的に構成案とは、
- 記事の見出し・階層
- 想定読者
- タイトル
- リード文
などを含むブログの骨格になるようなものです。
ブログ記事で構成案を作る理由
とはいえ『構成案をわざわざ作らなくても記事を書けばいいんじゃないの?』と思った方もいるはず。
しかしブログで構成案を作った方がいい理由は複数あります。
ブログで構成案を作る理由
- 読者に記事の内容を伝えやすくなる
- 作業を細分化でき、執筆効率が上がる
- 構成案の型に沿ってライティングを進められる
構成案を作ること=読者のためであり、自分のためにもなるということですね。
構成案がきちんと作られていると、見出しを見ただけでどんな内容で記事を書いてるかわかり、読者に記事を読んでもらいやすくなります。また見出しにキーワードが入ってることで、SEO対策にもなるため、一石二鳥です。
特にブログ初心者は構成案を考えず記事を書き進めると、何を伝えたいのかよくわからない記事になりがちです。
構成案を作る際のコツ
構成案を作るときのコツは、以下のような感じです。
ブログ構成案づくりのコツ
- 誰に向けての記事か
- その読み手はどんな悩みがあるか
- 読者が悩みを解消できる内容になっているか
読者のことを意識して構成案を作ることが重要になります。
例えば、転職したい方向けの記事なのに、副業をおすすめするのは的外れですよね。この場合転職の具体的な方法や思考法について記事構成を作るのが良い流れと言えます。
読者のことをイメージすることで、構成案もよりリアルに思い描くことができます。
相手の立場に立って考える力が求められます。
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ブログの構成案の作り方手順8つ
それではブログで構成案を作る手順をご紹介します。下記8つです。
ブログで構成案を作る手順8つ
- ①キーワードを設定する
- ②ライバルサイトを分析する
- ③想定読者を設定する
- ④想定読者の検索意図を想定する
- ⑤関連キーワード・共起語をチェックする
- ⑥記事の見出しを作る
- ⑦タイトルを作る
- ⑧リード文を書き本文に肉付けする
1つずつ見ていきましょう。
手順①:キーワードを設定する
まず始めにキーワード選定をしましょう。
狙うキーワードが明確でないと想定読者をイメージできないからです。またSEO的にもキーワードを選定しないと上位表示できません。
例えば、今回は『ブログ 構成案 作り方』といったキーワードを選定して記事構成を作っていきましょう。
なお、ラッコキーワードを使えばキーワード選定を簡単に進めていけます。使ってない方は利用してみてください。
キーワード選定ができたら、次に進んでいきましょう。
具体的なキーワード選定方法については、下記で解説しているので参考にしてみてください。
>>SEOキーワードの選定方法のやり方を5つの手順で解説【選定のコツも】
手順②:ライバルサイトを分析する
続いてライバルサイトを分析します。
キーワードを選定しても狙ったキーワードのライバルが強すぎれば、記事を読んでもらいにくいからです。
例えば、『ブログ 稼ぎ方』のようなキーワードは多くのブロガーが記事を書いているので、記事構成を作っても簡単に上位表示できません。
これから書く記事を最大限読んでもらえるように5~10分程度ライバル分析しておくのが無難という訳です。
ライバル分析としては、
- キーワードプランナー:ライバルの多さを確認
- Mozbar:ライバルのサイト強さを確認
この2つで確認すればOK。
具体的な使い方は、下記記事でまとめてるので参考にしてみてください。ライバル調査ができたら③に進みます。
手順③:想定読者を設定する
次に想定読者を設定します。
今回は『ブログ 構成案 作り方』というキーワードを狙っているため、想定読者は以下のような感じ。
想定読者
- 記事構成の作り方がわからないブログ初心者
- ブログで構成をしっかり作って稼ぎたい方
- ブログの文章力を向上させたい方
想定読者はより具体的に作れれば、なお良いです。
また想定読者を選ぶコツとしては、『過去の自分』を設定すれば想像しやすいかと思います。
例えば、
- ブログの構成案が何かもわかってなかったな
- 構成案を作る理由がわかってなかったな
- 構成案の作り方がわかってなかったな
こんな感じで過去の自分を想像すれば、その自分に向けてどんな記事を書けば悩みを解決できるかクリアになると思います。
合わせて読みたい
なお、想定読者の設定方法は、ブログでペルソナを設定する方法を解説【3つの手順でOK】で解説してるので、詳しく知りたい方はチェックしてみてください。
手順④:想定読者の検索意図を想定する
想定読者の設定ができたら、次に検索意図を想定しましょう。
なぜ読者がこの記事を読むのか『検索意図』を想定することで、読者が欲しい情報を抜けもれなく書けます。
検索意図には大きく分けて下記2つあります。
- 顕在的意図・・読者が自分で意識している意図
- 潜在的意図・・読者が自分で意識していない意図
例えば、今回の『ブログ 構成案 作り方』という場合だとそれぞれの意図は以下の通りです。
顕在的意図
- ブログの構成案の作り方が知りたい
- 構成案を作る理由が知りたい
- 構成案を作る手順を知りたい
潜在的意図
- 構成案のテンプレはあるのか
- 構成案を作ると記事が伸びるのか
- 構成案で収益は上がるのか
検索意図には読者の色んな思いが隠されてることが多いです。
考え方のコツは、顕在的意図が知りたい理由は何か、顕在的意図がクリアになったときに読者は他に何を求めるか、といった感じで考えましょう。
>>参考:SEOにおいて検索意図の理解は超重要【ブログ記事に活かす方法を解説】
慣れない間は競合サイトがどんなことを書いてるか分析しつつ、書き出して見るのが良いです。あまり時間をかけすぎても良くないので10分程度でサクッと検索意図を掴みましょう。
手順⑤:関連キーワード・共起語をチェックする
ここまでできたら記事構成を作るまであとちょっとです。
構成案を作る前に関連キーワードと共起語をチェックすることで、SEOに強い構成作りができます。関連キーワードは先ほどご紹介したラッコキーワードを使えばOKです。
共起語とはある単語と一緒に使われやすい単語のことを指します。例えば、『ブログ』という単語だと、初心者、おすすめ、などがよく使われています。
- 共起語を使っている
- Googleが何について書いてる記事か理解しやすくなる
- 結果SEO検索順位が上がる
といった感じです。
ラッコキーワードを使いつつ、共起語検索ツールで共起語を織り交ぜて記事を書けば、SEOに優れた構成案を作ることができます。
手順⑥:記事の見出しを作る
ここまでできたら、記事の見出しを作りましょう。
見出しを作る手順としては、
- 前提について
- 顕在的意図
- 潜在的意図
- まとめ
といった感じで作ればOKです。
例えば、今回の場合だと、
- 記事構成案とは・・前提
- 記事構成案の作り方・・顕在的意図
- 構成案のテンプレート・・潜在的意図
- まとめ
といったように作っています。
この見出しに先ほど選定したキーワードを忘れずに織り込みます。関連キーワード、共起語を織り込めればなおグッドです。
手順⑦:タイトルを作る
見出し案が作れたら次にタイトルを作ります。
ついつい先にタイトルを作りがちですが、見出し作成⇒最も適したタイトルを作成といった流れがベストです。
ちなみにタイトルの付け方にもコツがありまして、下記のような感じになります。
タイトルの付け方のコツ5つ
- キーワードを入れる
- 数字を入れる
- キーワードは左詰めで書く
- 32文字以内に収める
- 記事タイトルの型(テンプレ)を使う
この辺りの詳細は以下記事でまとめてるので、気になった方は合わせてチェックしてみてください。
>>ブログタイトルの付け方のコツ13選【クリックしたくなるテンプレも紹介】
手順⑧:リード文を書き本文に肉付けする
最後に本文に入る前の書き出しのリード文を作成し肉付けしておきましょう。
リード文は読者が最初に目にする部分かつ、記事を読むか判断する箇所となり、構成案とセットで手が抜けない箇所だからです。
せっかく構成案を作っても、その構成を見る前のリード文で読者に離脱されるのは本末転倒。そのためリード文も型を覚えて執筆すべきです。
当サイトのリード文
上記のような感じでリード文を自分なりの型に当てはめて作成しています。
合わせて読みたい
この辺りもちょっと長くなってしまうため、別記事のブログのリード文の書き方は6つだけ【例文付きでコツを解説】で解説していますので、参考にしてみてください。
ブログ記事構成案のテンプレート【初心者向け】
ブログ記事構成案のテンプレートについてご紹介します。
ブログ記事構成案のテンプレート
構成案はテンプレート化して使うことで効率も上がり自分の型ができてきます。
ブログ記事の構成案を作る注意点4つ
ここまでブログ記事構成案の作成方法について解説しましたが、構成案を作る注意点についても4つほどご紹介します。
構成案作成時の注意点4つ
①自分の書きたいことだけを書かない
②読者の悩みを想定しながら作る
③検索意図の回答を優先する
④1つの見出しで文章を長く書きすぐない
1つずつ見ていきましょう。
注意点①:自分の書きたいことだけを書かない
ブログ初心者はついつい自分の書きたいことを記事にしがちです。
もちろん最初にブログに慣れてないうちであれば、書きたいことを書いて楽しむのもいいと思います。
>>ブログ初心者は何を書いたらいい?悩んだら何を書いてもOKです
しかし『ブログを伸ばしたい』、『ブログで収益を上げたい』なら書きたいことだけ書くのはNGです。
それはブログが読者の悩みを解決するツールだからです。構成案を作るのも、読者の悩みを解決するためにあります。
ブログネタの探し方コツ15選&ネタ切れの原因3個を解説【初心者向け】
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注意点②:読者の悩みを想定しながら作る
2つ目は読者の悩みを想定しながら構成を作ることです。
自分の書きたいことを書いていなくても、読者の悩みを考えていなければ、適切な解決策を提示することができません。
例えば、筋肉をつけたい読者に対して、筋肉の付け方だけを提示するのは不十分。検索意図を考えて、なぜ筋肉をつけたいのか考えます。結果、モテたいという潜在的意図が見えれば、構成案作りも幅が増えます。
こんな感じで、読者の悩みに着目して構成案作りにチャレンジしてみてください。
注意点③:検索意図の回答を優先する
自分の売り込みたい・伝えたいことを先に書いてしまいがちですが、まずは検索意図の回答を優先するようにしましょう。
なぜなら、読者は結論から知りたいからです。自分の知りたいことがなかなか知れないサイトは読者目線ではありません。
自分の伝えたいことを書くのであれば、
- 読者の検索意図を書く(結論を書く)
- その後に自分の伝えたいことを書く
という感じで進めましょう。
ライティングスキルを学びつつ下記進める順番を考えるのが得策です。
>>ブログでwebライティングスキルが上達する方法を解説【すぐにできるコツあり】
注意点④:1つの見出しで文章を長く書きすぎない
見出し1つあたりの文書は長くしないようにしましょう。
記事内容によってはパソコンよりもスマホからの方が見られるようになっています。
スマホの場合、見出し内の文章が長すぎると読みづらく、読者が疲れてしまいます。
長くスクロールするのが嫌で離脱・・となってしまうので見出しは長くなるようであれば、別の見出しにして書けばOKです。
※読みやすい文書を書くコツはこちら
ブログで読みやすい文章の書き方!コツ20個を徹底解説【初心者向け】
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ブログ構成案を作って記事を書いた結果
最後にブログの構成案を作って記事を書いた結果どうなったかご紹介します。
記事構成案がしっかりしている伸びやすい
結論、記事構成をしっかり作っていると記事が伸びやすいです。
なぜなら、
- 記事構成をしっかりつくる
- 読者に刺さる記事が書け最後まで読んでもらえる
- 滞在時間が長くなりサイトの評価が上がる
- 検索順位が上がりアクセスが増える
といった感じでいい効果が生まれるから。
実際、当ブログも記事構成を作るようにしてからいい感じに伸びていきました。
構成案をしっかり作ることはメリットがきちんと数字に表れるという訳です。
ブログのアクセス数を増やす方法15個【初心者でもOK】
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記事が伸びてるかのチェックは必須
構成案が1つ1つの記事で期待した効果を発揮しているかのチェックは必ず行うようにしましょう。
Rank Trackerを使えば、記事を個別に順位チェックできるため、構成案が上手くいって順位が高く表示されているか確認できます。
ブロガー必須のツールになるため、まだ導入してない方は導入しておきましょう。
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詳細な導入方法については、Rank Tracker(SEO検索順位チェックツール)の登録方法・使い方をレビューを参考にチェックしてみてください。
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まとめ:ブログの構成案を作って記事を執筆しよう
今回はブログ記事の構成案を作る手順8つ&テンプレートや作成時の注意点についてご紹介しました。
最後にもう一度おさらいします。
ブログで構成案を作る手順8つ
- ①キーワードを設定する
- ②ライバルサイトを分析する
- ③想定読者を設定する
- ④想定読者の検索意図を想定する
- ⑤関連キーワード・共起語をチェックする
- ⑥記事の見出しを作る
- ⑦タイトルを作る
- ⑧リード文を書き本文に肉付けする
構成案作成時の注意点4つ
①自分の書きたいことだけを書かない
②読者の悩みを想定しながら作る
③検索意図の回答を優先する
④1つの見出しで文章を長く書きすぐない
ブログの構成案は慣れるまで作るのが大変かもしれません。しかし慣れれば記事執筆の効率も上がり、読者のためにもなるのでぜひ参考にしてみてください。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは、本日はこの辺りで。
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