
●Googleアドセンスの不正クリックの対策ってできないのかな?
今回はこんなお悩みに答えていきます。
こんな方におすすめ
- Googleアドセンス合格者
- Googleアドセンス不正防止をしたい方
- アドセンス合格後に設定した方が良いことがわからない方
本記事の信頼性
Googleアドセンス合格おめでとうございます!
しかしアドセンス合格後不正クリックなどで、Googleアドセンスのアカウントが停止されてしまう可能性もあります。
今回はそんなアドセンス合格後の方に向けて、安心してアドセンス広告を使用できるよう画像を使って丁寧に紹介します。
本記事を読めば、アドセンス合格後不正クリックによるアカウント停止の対策ができ不安なくブログ運営をできると思います。
なお、Googleアドセンスになかなか合格しない・・という方は、Googleアドセンス審査に通らない?不合格の原因と合格するためのコツ10個を徹底解説を参考にしてみて下さい。
それでは早速始めていきます。
目次
Googleアドセンス不正クリックとは?

Googleアドセンス不正クリックとは?
Googleアドセンスはアカウント停止になる可能性が2つあります。
1つはGoogleのポリシーに違反した内容の投稿をすること。もう一つがアドセンス広告を自分でクリックする自己クリック判定をされてしまうことです。
Googleアドセンスのプログラムポリシーにも以下の記載があります。
無効なクリックとインプレッション
サイト運営者様がご自身の広告をクリックしたり、手動または他の方法で表示回数やクリック数を作為的に増やしたりすることは禁止されています。
自分で広告をクリックすることはもちろんダメです。
しかし自己クリックでなくても他ユーザーからアドセンス広告を何度もクリックされても『自己クリック判定』されてしまう可能性があります。
他社サイトのアドセンス広告をわざと複数回クリックすること、これがいわゆる『アドセンス狩り』です。
Googleアドセンス不正クリックとはアカウント狩りのことを指します。
Googleアドセンスのアカウント狩りは防げるのか?

Googleアドセンスのアカウント狩りは防げるのか?
結論、アカウント狩りの対策は可能です。
ただ、どんな対策も不正をしてくる人たちは脆弱性をついてくるものなので、完全に対策できるというわけではないです。
しかし何もしないよりは万が一の場合に備えて対策はしておいた方が良いですよね。
アカウント狩りはプラグイン『AdSence Invalid Click Protector (AICP)』を使って対策が可能です。
それでは次に具体的な導入~設定方法についてご紹介します。
Googleアドセンス不正クリック対策の手順5つ

Googleアドセンス不正クリック対策の手順5つ
それではGoogleアドセンス無効クリック対策手順について紹介します。
下記5つの手順で行います。
Googleアドセンス不正クリック対策手順5つ
- ①プラグイン導入・有効化
- ②プラグインの初期設定
- ③phpファイルにコードを追加するためのプラグインを導入
- ④phpファイルにコードを追加する
- ⑤作成したショートコードを用いて広告を貼る
それぞれ紹介します。
①プラグイン導入・有効化
まずはプラグイン『AdSense Invalid Click Protector (AICP)』をインストールします。

プラグイン:『AdSense Invalid Click Protector (AICP)』
『AdSense Invalid Click Protector (AICP)』を入力してプラグインのインストール・有効化をします。
完了すれば、画面左のメニューバーに『AdSense Invalid Click Protector (AICP)』のアイコンが作成されるので、『General Setting』をクリック。

AdSense Invalid Click Protector (AICP)の設定を行う
次にプラグインの初期設定です。
②プラグインの初期設定
『General Setting』を押すと以下画面になりそれぞれの項目の設定を行います。

『AdSense Invalid Click Protector (AICP)』の初期設定
基本的には初期設定のままでも問題ありません。上記画面も初期設定から変更してませんが各項目についてそれぞれ説明します。
①Set the Ad Click Limit
クリック数の制限を決められます。
何回以上クリックすれば、そのユーザーにアドセンス広告の表示を制限するか設定できます。
初期は3回の設定ですが、これ以上厳しくすると収益に影響が出るので3回がおすすめです。
②Click Counter Cooke Expiration Time (default: 3 hours)
上記①で設定した回数を何時間以内までで制限するかが決められます。
つまり今の設定だと3時間以内に同じユーザーから3回以上クリックがあれば、広告表示を制限するということです。
設定を厳しくしたいのであれば、数字を大きくすればOK。ただ、あまり大きくしすぎても健全なユーザーへ表示ができなくなってしまいます。
そうなると収益が減ってしまう可能性もあるので、ここでは3時間がおすすめです。
③Set the Visitor Ban Duration (default: 7 days)
広告表示を制限したユーザーに対し、どの程度の期間広告を表示させないかが選択できます。
これもあまり長くしすぎても健全なユーザーに悪影響を与えてしまうので、初期設定の7日間で問題なしです。
④Do you want to use the IP-API Pro key?・Provide your IP-API Pro key
この2つの項目は有料で使う方のみ選択する項目になります。
無料でプラグインを使用する方は初期設定のままでOKです。
⑤その他項目
残り2項目は以下です。
Do you want to block showing ads for some specific countries?
Banned Country List - Put ISO ALPHA-2 Country Codes (Comma Seperated)
これらは特定の国にアドセンス広告の表示を制限するか、また制限する場合の国のコードを入力するという項目です。
特に国によって表示の制限をする必要がないので、初期設定のままでOK。
上記までの入力ができれば、『変更を保存』をクリックして設定が完了です。

③phpファイルにコードを追加するためのプラグインを導入
『AdSense Invalid Click Protector (AICP)』を有効化して設定を完了しただけでは、このプラグインは機能しません。
ここからphpファイルにコードを追加する必要があります。
よく『AdSense Invalid Click Protector (AICP)』を設定しただけで完了だと思っている方がいますが、プラグインの公式サイトでも以下のコメントがあります。
To use the AdSense Invalid Click Protector plugin with your ad code you basically have to do 2 simple things.
Personally I create various WordPress shortcodes for various ad units that I use on my personal website.
It is extremely easy to create shortcodes for your ad units while taking the advantage of AdSense Invalid Click Protector Plugin.
Let me show you how to create a WordPress shortcode very easily.To create a shortcode the first thing you need to do is, go to the functions.php file of your theme or your child theme and at the end of your file put any of the following code.
長々とややこしいですが簡単に訳すとこんな感じ。
AdSense Invalid Click Protectorプラグインを広告コードで使用するには、2つの簡単な操作を行う必要があります。
またAdSenseの無効なクリックプロテクタープラグインを利用しながら、自分のWebサイトで広告ユニットを使用するには簡単に作れるWordPressショートコードを作成します。
ショートコードを作成するには、テーマまたは子テーマのfunctions.phpファイルに移動し、ファイルの最後に次のコードのいずれかを挿入します。
つまりはクリック対策した広告を使用するには、自分の子テーマのfunctions.phpファイルにコードを挿入しないといけないということが長々と書かれています。
しかし僕のようにプログラミングが出来ない方はfunctions.phpファイル?何それ?みたいな状態だと思います。
またこのfunctions.phpにコードを追加するというのは、失敗するとWordPress画面が真っ白になって動かなくなる可能性もあるので危険です。
WordPress初心者はできるだけfunctionコードを触らない方が無難ですね。
そんなプログラミング初心者の方はプラグインを導入すれば安全にfunctions.phpファイルにコードを追加できます。
そのプラグイン導入の手順について紹介します。
※プログラミングが出来て自分でコード追加が可能な方は"④phpファイルにコードを追加する"まで読み飛ばしてください。
プラグイン『Code Snippets』の導入
それではプラグイン『Code Snippets』の導入手順を紹介します。
プラグイン『Code Snippets』をインストール・有効化しましょう。

Code Snippetsのインストール
このプラグインを使えば万が一誤った書き込みをfunctions.phpファイルにしても、自動的に無効化してくれます。
またfunctions.phpファイルへの書き込みを管理できるので安心です。
有効化が完了すれば、メニューバーに『Snippets』が追加されるので、『Add New』を選択してコード追加画面に移ります。

WordPress管理画面
これでプラグイン導入は完了です。
次にphpファイルへのコード追加に移ります。
④phpファイルにコードを追加する
それでは『Code Snippets』を使ってアドセンス防止コードを追加します。
ココに注意
プラグインを用いているので、安心ですが万が一のためにWordPressのバックアップを取っておきましょう。
バックアップ方法については下記記事で解説しています。
>>参考:【プラグイン】BackUPWPupの使い方・設定方法【WordPressを簡単バックアップ】
バックアップできたら、次に進んでください。具体的には以下のコードを追加します。
コード参考例
html
function ad01Func() {
if( aicp_can_see_ads() ) {
$adCode = '
<div class="aicp">
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<ins class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-format="fluid"
data-ad-layout-key="-gn+x-4h-bn+129"
data-ad-client="ca-pub-〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇"
data-ad-slot="〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>
</div>';
return $adCode;
} else {
return '<div class="error">広告の表示がブロックされています。</div>';
}
}
add_shortcode('ad01', 'ad01Func');
コードは『ゼロからブログ』さんのAdSense Invalid Click Protector (AICP)~不正クリック防止ブラグイン導入手順~を参考にさせて頂きました。
上記コードを『Snippets』の『Add New』の画面で追加します。

phpファイルへのコード追加画面①
上記のような感じで、後から管理しやすいようにタイトルをつけます。
ピンク枠内は自分でコピーしたアドセンス広告を挿入する必要があるので、コピーした後追加しましょう。
※5行目から14行目までの部分です。広告コードによってそれぞれ変わります。
なお、アドセンス広告毎にfunctions.phpファイルに追加が必要です。
その際①、②、③の『ad01』は対応するようにしましょう。
※『ad01』はショートコードなので任意の英数字で問題ありませんが①、②、③の対応は必要です。
例えば、アドセンス広告でインフィード広告と記事内広告のそれぞれで不正クリック防止を対応させるときは、上記手順で広告毎にfunctions.phpファイルにコード追加が必要になります。
上記インフィード広告の①~③を『ad01』とした場合、記事内広告は『ad01』以外にする。例えば『ad02』にする必要があるということです。
コードの入力が終われば画面下にいきます。ここは入力なしでOKです。

phpファイルへのコード追加画面②
後は『Save Changes and Activate』を押して完了です。
以下ようにボタンがオンになっていれば有効化できています。

Googleアドセンス不正クリックプラグイン導入後
それでは最後に広告を貼る方法について説明します。
⑤作成したショートコードを用いて広告を貼る
本ブログはAFFINGER6を使用しているので、AFFINGER6のウィジェット画面で説明します。
貼り方は超簡単です。
先ほど設定したショートコードをカスタムHTMLの中に挿入するだけです。

AFFINGER5:Googleアドセンス広告の貼る場所
ここではつまり先ほど自分で設定したショートコードを入力するだけで完了です。
ショートコードを入力すると以下のように広告が表示されました。
これでプラグイン導入~アドセンス広告設置まで完了です。

アドセンスの不正クリックが疑われたらすぐ報告する

アドセンスの不正クリックが疑われたらすぐ報告する
プラグインを導入していても、不正クリックらしきものが疑われた場合は、すぐにGoogleにその旨を報告しましょう。
報告することで『自分で故意にクリックしたわけではありませんよ』ということをアピールでき、自己クリックと間違われてアカウント停止になるのを防げます。

Googleアドセンス無効なクリックの連絡フォーム
Googleアドセンスの不正については上記フォームで報告できますよ。
Googleアドセンス連絡フォーム項目
①氏名
②メールアドレス
③サイト運営者ID(アカウントごとに設定されているIDです。)
④広告コードが表示されているURL
⑤トピック無効
⑥クリックが発生した日時
⑦無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分
⑧不正な操作の原因と考えられるIPアドレス、参照URLなどに関してウェブサイトのレポートデータを記入する
上記項目それぞれ入力が完了すれば、『送信』をクリックして方報告できます。
ただ、報告をしたとしてもGoogleから何か返信がくるわけではありません。重要な問題が見つかった場合のみ連絡がくるようなのでして、何も連絡がなければ問題がなかったと思っておきましょう。
まとめ:Googleアドセンス不正クリック防止対策を万全にしよう

まとめ:Googleアドセンス不正クリック防止対策を万全にしよう
今回はGoogleアドセンス不正クリック防止対策について紹介しました。
Googleアドセンス合格後アカウント停止にならないためにも手順は少しばかり大変ですが、対策は必ずしておきましょう。
対策が出来れば後は記事をかいて収益化を目指すだけです。

本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで!
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