
●ロングテールキーワードを探す理由は?またキーワードの選び方のコツも教えてほしい。
今回はこのようなお悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- ロングテールキーワードの選び方のコツを知りたい
- ロングテールキーワードを駆使してアクセスを増やしたい方
- ロングテールキーワードがわからないブログ初心者の方
本記事の信頼性

ロングテールキーワードで検索順位上位を獲得
ロングテールキーワードを駆使して検索順位1位を複数獲得しています。ロングテールキーワードの探し方やコツを解説できます。
ロングテールキーワードはSEO対策では不可欠な施策の1つで、ブログ運営には欠かせません。
企業参入もあり個人がブログで稼ぐことが厳しくなっていますが、ロングテールキーワードの活用でまだ攻めれる分野があります。うまくキーワード選定をすれば、アクセスUPや収益UPも目指せます。
今回はロングテールキーワードとは何か、探し方のコツやアクセスUPに必要な理由について解説します。
本記事を読めば、ロングテールキーワードについて理解が深まり、ブログアクセス数UPにつながると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは早速始めていきます。
目次
ロングテールキーワードとは?

ロングテールキーワードとは?
まず『ロングテールキーワードとは?』に対して解説していきます。
ロングテールキーワードとは
- ロングテールキーワードとは?
- ロングテールキーワード=SEO対策
- ビックキーワードとの違い
1つずつ見ていきましょう。
ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、複数の言語を組み合わせたキーワードのことです。「スモールキーワード」と言われることもあります。
例えば、『ロングテールキーワード 探し方 コツ』のような言葉を複合させたキーワードです。

ロングテールキーワードについて
図で表すとこんな感じ。検索数が多いキーワードほど競合が多いので、SEO上位表示が難しくなります。
そこでロングテールキーワード=長いしっぽのような細いキーワードを狙いいます。
ロングテールキーワード=SEO対策
ロングテールキーワード=SEO対策とも言えます。
SEO対策とは
検索順位で上位を獲得するために、ブログを最適化すること。キーワードを狙うことやクロールされやすいサイト構造にするなどブログ運営の基本です。
なぜロングテールキーワードがSEO対策になるのかの理由ですが、以下の通りです。
ロングテールキーワードがSEOで有利な訳
- 競合が少なく上位表示しやすい
- アクセス数が徐々に増えてサイトが育つ
- サイト評価が高まり、ミドルキーワードでも上位表示される
このように個人がブログを伸ばすために欠かせない対策だからです。仮に、1記事あたり100pv/月しかないロングテールキーワードでも100記事書けば1万pv。チリツモでサイトも育っていきます。

ロングテールキーワードでSEO対策
具体的には青色の部分のキーワードを狙います。
ビックキーワードとの違い
「ビックキーワード」は検索ボリュームが多いキーワードのことです。定義を以下に示します。
- ビックキーワード:主に1語で検索ボリューム10000以上のキーワードのこと。例:「ブログ」、「アフィリエイト」
- ミドルキーワード:主に2語で検索ボリューム1000~10000のキーワードのこと。例:「ブログ 稼ぎ方」、「アフィリエイト しんどい」
- ロングテールキーワード:主に3語以上で検索ボリューム1000以下のキーワードのこと。例:「キーワード 探す方法 コツ」、「アフィリエイト 辞めたい いつ」
『ブログ』のビックキーワードの上位表示はできなくても、ロングテールキーワードであれば初心者でも戦えます。
ロングテールキーワードのメリット、デメリットは次に解説します。
ロングテールキーワードのメリット3つ

ロングテールキーワードのメリット3つ
ロングテールキーワードのメリットは以下3つです。
ロングテールキーワードのメリット3つ
①読者ニーズに近く成約UPにつながりやすい
②競合が弱く上位表示しやすい
③アクセスを安定して集めやすい
①読者ニーズに近く成約UPにつながりやすい
ロングテールキーワードは読者ニーズに近く成約UPにつながりやすいです。
成約UPがしやすい理由
- ユーザーの検索意図が具体的で、検索意図に合わせた記事を作りやすい
- 記事を読んだ後、読者が行動しやすい
例えば、「掃除機」と調べる人よりも「掃除機 1万円以下 おすすめ」と調べる人の方が、購入したい検索意図が読めます。この検索意図がある読者は実際に購入する行動に移しやすいので、成約UPしやすいといわけです。
このように読者ニーズを満たすキーワードが既に含まれているので、成約に近づきます。
②競合が弱く上位表示しやすい
ロングテールキーワードは競合が少ないため、上位表示しやすい傾向にあります。
個人ブロガーがいきなりビックキーワードで戦っても企業サイトには勝てません。また企業サイトからすると、ビックキーワードで上位表示を取れるので、わざわざロングテールキーワードで記事を書くこともあまりありません。
個人こそロングテールキーワードが狙い目になるということです。
③アクセスを安定して集めやすい
ロングテールキーワードは安定してアクセスを集めやすいです。
というのも、Googleのアップデートに被弾すると検索順位が乱高下しますが、検索上位を取れているロングテールキーワードは被弾しにくいから。
そもそもロングテールキーワードは記事を書く人も少ないので、一気に検索上位から圏外にいく、というのが起こりにくくなります。
ロングテールキーワードのデメリット2つ

ロングテールキーワードのデメリット2つ
ロングテールキーワードのデメリットは以下3つです。
ロングテールキーワードのデメリット
①1記事あたりのアクセスは少ない
②成果が出るまで時間がかかる
①1記事あたりのアクセスは少ない
ロングテールキーワードは1記事あたりのアクセスは少ないです。
検索ボリューム少ないキーワードを狙って書くので、月当たりのアクセスが少なくなります。1位を獲得しても月数回程度しか見られない、というデメリットも。
ロングテールキーワードは複数記事を書いて量で勝負する必要があります。
②成果が出るまで時間がかかる
ロングテールキーワードは成果が出るまでに時間がかかります。
1記事あたりのアクセスが少ないため、ブログ全体に集まるアクセス数も少なく数が必要になるからです。またGoogleから評価されるまでに時間もかかります。
ロングテールキーワードでブログを育てていくには、粘り強い根気が必要になります。デメリットにはなりますが、続けていれば成果に結びつきます。
※続かない方はこちらをご覧ください。
>>ブログが続かない理由13個とやるべきこと7個【対策法あり】
-
ブログが続かない理由13個とやるべきこと7個【対策法あり】
続きを見る
ロングテールキーワードの探し方3つ

ロングテールキーワードの探し方3つ
それではロングテールキーワードの探し方を3つご紹介します。
ロングテールキーワードの見つけ方3つ
- ①Googleキーワードプランナーで見つける
- ②ラッコキーワードで見つける
- ③Googleサーチコンソールで見つける
1つずつ見ていきましょう。
ロングテールキーワードの探し方①:Googleキーワードプランナーで見つける
1つ目は『Googleキーワードプランナー』を使う方法です。
まずはGoogleキーワードプランナーへアクセスします。

Googleキーワードプランナー
アクセスできたら『新しいキーワードを見つける』をクリックします。

キーワードを入力する
検索したいキーワードを入力して、『結果を表示』をクリックします。

キーワード検索結果
こんな感じで検索結果が表示されました。
ブログのアクセス数に関連するキーワードで月間検索数のボリュームや競合性もわかります。そこまで競合が強くないキーワードを選ぶことが可能です。
.>参考:【2025年10月版】Googleキーワードプランナー無料登録方法&使い方【ボリューム検索ツール】
ロングテールキーワードの探し方②:ラッコキーワードで見つける
2つ目はラッコキーワード(旧関連キーワード取得ツール)で見つける方法です。
ラッコキーワードにアクセスしてキーワードを入力します。

ラッコキーワード:Googleサジェストワード
上記のようにキーワードを入力して、一番右の『マルチサジェスト』をクリックすれば、Googleのサジェストワードが出てきますね。

関連キーワード取得後
GoogleサジェストではGoogleでの関連キーワードが表示されます。キーワード候補を一気に確認できるので非常に便利なツールです。
「サジェストワード」と「関連キーワード」からロングテールキーワードを見つけることができます。
-
【2025年版】ラッコキーワードの使い方を徹底解説【無料OK】
続きを見る
ロングテールキーワードの探し方③:Googleサーチコンソールで見つける
最後はGoogleサーチコンソールで見つける方法です。
まずサーチコンソールにアクセスしましょう。ログインしたら『検索パフォーマンス』をクリックします。

サーチコンソール検索パフォーマンス
検索パフォーマンスではサイトに検索流入した読者がどんなキーワードで検索したかわかります。
例えば、「○○使い方」というキーワードで流入を確認 ⇒「○○使い方」をラッコキーワードに入力 ⇒関連キーワードを調査、という使い方ができます。
- サイトへのキーワード流入実績を確認
- その関連キーワードをさらに調査
- 調査できたロングテールキーワードで記事を調査 orリライトする
このような流れですね。
他ツールを合わせて使えば、サーチコンソールも役に立つのでぜひ活用してみてください。
サーチコンソールの設定がまだな方は、【2025年10月版】WordPressでGoogleサーチコンソールを登録する方法&使い方を参考にご覧ください。
ロングテールキーワードでブログ収益をUPする方法

ロングテールキーワードでブログ収益をUPする方法
続いてロングテールキーワードでブログ収益をUPする方法について解説します。
ロングテールキーワードでブログ収益を上げる方法
- ①記事を量産する
- ②ビックキーワードの記事に内部リンクを繋ぐ
- ③ロングテールキーワードの記事は量×質を意識しよう
1つずつ見ていきましょう。
その①:ロングテールキーワードでブログを収益UPするには?
ロングテールキーワードで収益UPするには、記事を量産する必要があります。
なぜなら、検索ボリュームが少ないため、記事数を増やしてアクセス数を増やす必要があるからです。
例えば、検索ボリューム1万のキーワードで1位を取る場合と検索ボリューム100のキーワードで1位を取る場合だと100倍の差が生まれます。
ビックキーワードで上位表示できないならこの差を埋めるために記事数を増やすというわけです。
まず大前提として、ロングテールキーワードで収益UPするには記事を量産する必要があるのを覚えておいてください。
その②:ロングテールキーワードを増やしてビックキーワードの順位を上げる
ロングテールキーワードを狙う大きな理由の1つです。
ロングテールキーワードを増やして積み重ねれば、ビックキーワードの順位を上げることも可能になります。
例えば、以下のような感じ。

ロングテールキーワードでビックキーワードを上位表示させる
転職というビックキーワードで上位を取るのは難しくても、『転職 エージェント』、『転職サイト』のようなミドルキーワード、ロングテールキーワードで上位を狙っていきます。
上位が取れたら、ビックキーワードの記事へ内部リンクを流すことでロングテールキーワードの記事⇒ビックキーワードの記事へアクセスを集めることが可能です。
その③:ロングテールキーワードの記事は量×質を意識しよう
ロングテールキーワードの記事を増やすからといってやみくもに増やせばいいわけではありません。
あくまで、読者の検索ニーズを満たして満足度を高める記事を書いていきましょう。
その目安として、
- 文字数は最低でも1000文字以上
- 上位表示しているサイトが書いてある情報は記入する
- ライバルサイトにない情報を記載する
などを意識してみてください。
文字数が最低1000文字以上の理由は、読者の満足度を高めて情報を網羅するには、それなりの文字数が必要になるからです。
もちろん検索キーワードや内容よって変動してくる部分ではあります。ライバル調査をしたうえで必要な情報が不足していないか確認しながら書き進めてみてください。
>>ブログ記事の文字数は1000文字以上必要?最適文字数は?【長文SEO対策は効果ありか解説】
ブログの質 or量どちらを重視すべきかは、ブログで重視すべきは『質』と『量』どっち?を参考にどうぞ。
ロングテールキーワードを選ぶ時のコツ3つ

ロングテールキーワードを選ぶ時のコツ3つ
ロングテールキーワードを選ぶ時のコツについて3つご紹介します。
ロングテールキーワードを選ぶ時のコツ3つ
- ①検索ボリュームを気にしない
- ②重複しないようにする
- ③検索意図から選定する
1つずつ見ていきましょう。
コツ①:検索ボリュームは気にしなくてOK
ロングテールキーワードの記事は検索ボリュームを気にしなくてOK。
なぜなら、関連キーワードからの検索流入が見込めるからです。
例えば、『ブログ アクセス数 伸ばし方』という記事で1位を取れたら『ブログ アクセス数 伸ばすためには?』、『ブログ アクセス数 伸ばす どのくらい』のような関連キーワードでも検索流入が見込めます。
実際僕も、上位表示できてる記事がありますが、スペースを入れてるか入れてないか、英語かカタカナかなどちょっとしたキーワードの違いで流入が多くあります。
以上より、選定したロングテールキーワードのボリュームが少なくてもそこまで気にしなくてOKです。
コツ②:ロングテールキーワードの重複がないように注意する
ロングテールキーワードは重複しないように注意してください。
記事を量産していくと知らず知らずのうちに複数の記事で同じキーワードを書いてしまうこともあると思います。
ただ、記事同士でキーワードが重複すると、キーワード重複により記事の評価が落ちてしまいます。結果的に収益ダウンにも繋がり危険です
自分はどんなロングテールキーワードを選定したか、記事ごとに管理するようにしましょう。
RankTrackerでキーワード重複を防げる
ちなみにRank Trackerを使えばキーワード重複を防ぐことが可能です。
下記画像のように同じキーワードあると警告してくれます。

Rank Trackerでキーワードの重複が可能
上記の通りでして、同じキーワードで記事を書いてしまった・・なんてミスをすることがなくなります。
無料版でも使えるツールなので、導入してない方は参考にチェックしてみてください。
※クリックすると公式サイトへ移ります
※無料版あり、SEO必須ツール
なお、Rank Trackerの使い方や導入方法については、Rank Tracker(SEO検索順位チェックツール)の登録方法・使い方をレビューにて解説しているので、参考にしてみてください。
コツ③:検索意図を考えながらロングテールキーワードを選定する
最後のコツとして読者の検索意図を考えることです。
- どんな悩みがあるのか
- なぜこの悩みがあるのか
- この悩みを解決してどうなりたいのか
などを考えれば、読者の悩みに寄り添えて検索意図に近いキーワードを選定することができます。
また検索意図が分かっていれば、記事内にどういった情報が必要かも見えてくるので、情報を網羅できた質の高い記事を書くことも可能です。
読者の検索意図の理解から書き始めてみることを意識してみてください。
>>参考:ブログの検索意図の調べ方を徹底解説【SEOで超重要】
-
ブログの検索意図の調べ方を徹底解説【SEOで超重要】
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ロングテールキーワードの選定に使えるブログツール

ロングテールキーワードの選定に使えるブログツール
ロングテールキーワードを選定するには、ブログツールを使うことが効果的。
ロングテールキーワードの選定に使えるツールは下記4つです。
ロングテールキーワード選定に使えるツール4つ
上記の通りです。ツールを使えば、ブログ運営を効率的に進めていけるので、ぜひ活用してみてください。
その他ブログ運営で便利なツールについては、下記でまとめています。
-
ブログアフィリエイト運営におすすめの必須ツール19選【初心者向け】
続きを見る
まとめ:ロングテールキーワードで検索上位を獲得しよう

まとめ:ロングテールキーワードで検索上位を獲得しよう
今回はロングテールキーワードとは何か、探し方のコツやアクセスUPに必要な理由について解説しました。
ロングテールキーワードは読者のニーズに近いものが多く、上位表示できれば成約率UPにもつながりやすいです。

SEOキーワードを選定する手順については、下記記事で解説しているので参考にしてみてくださいね。
関連記事【2025年10月版】WordPressブログのおすすめテーマ11選を徹底比較
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