
●なかなか検索上位に表示されないけど、キーワードが良くないのかな。。キーワードの分析を効率よくしたい。
今回はこんなお悩みに答えていきます。
こんな方におすすめ
- WordPressブログ運営者
- キーワード選定がうまくできていない方
- 検索結果上位に表示されず悪戦苦闘している方
本記事の信頼性
WordPressブログサイトを運営しているけど、キーワード選定がうまくできていないせいか検索結果に表示されない。。
そんなお悩みを持ってる方もいると思います。
今回は無料で使えるキーワード選定ツールのUbersuggest(ウーバーサジェスト)の使い方&各項目について画像を使って解説していきます。
本記事を読めば、ブログやコンテンツ作成にかかせないキーワードを簡単にあぶりだせる方法がわかり、キーワード選定が楽になります。

なお、SEOキーワード選定方法については、SEOキーワードの選定方法 5つの手順で解説しているので参考にしてみてください。
それでは早速始めていきます。
目次
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とは何?

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とは何?
Ubersuggestとは調べたいキーワードの『関連キーワード』をあぶりだせる無料のキーワード調査ツールです。
Google chrome(グーグルクローム)の拡張機能の1つになります。
またキーワード選定以外にもキーワードのボリュームや競合の強さなども一括で検索できるので、無料とはいえないくらいの多くの機能が備わっています。
SEO(検索エンジン最適化)対策にはキーワード選定が重要になってくるので、本ツールを使えばサイト運営にかなり役立つでしょう。

なお、Google chrome拡張機能については、ブログ運営・競合分析に便利なGoogle chrome拡張機能6選【無料】で記事にしているので参考にしてみて下さい。
Ubersuggestの使い方を解説【画像つき】

Ubersuggestの使い方を解説【画像つき】
それでは解説します。使い方は超簡単です。
まず始めに『Ubersuggest』のページへアクセスします。

Ubersuggestホーム画面
検索窓に検索したいキーワード or ドメインを入力して『検索』をクリック。
これだけでOKです。
検索をクリックすると、サジェストキーワードや競合の強さなどの表示がされます。
それでは次に検索結果の各項目について1つずつ解説しますね。
Ubersuggest検索結果・各項目の見方について解説【画像付き】

Ubersuggest検索結果・各項目の見方について解説【画像付き】
今回は『在宅』というキーワードを例にします。
検索結果の各項目は下記6つです。
Ubersuggest検索結果6つ
- ①検索ボリューム
- ②SEO難易度(SD)
- ③有料難易度(PD)
- ④クイックセパレーター(CPC)
- ⑤月間検索ボリューム推移
- ⑥キーワード候補
1つずつ解説していきますね。
①検索ボリューム

①検索ボリューム
検索したキーワードの月当たりの検索ボリュームを表しています。
月10000万回以上検索されているキーワードはボリュームとしては多いといえます。
12100の数字の隣に『高』という表記からも確認できました。
②SEO難易度(SD)

②SEO難易度(SD)
SEO難易度は検索キーワードでの検索上位表示させる難易度の指標です。
競合サイトを自動分析し、SEO難易度として数値で表しています。
数値は値が大きくなるほど、競合が強くなり上位表示が難しくなることを意味します。

③有料難易度(PD)

③有料難易度(PD)
有料難易度は有料広告を出稿した時の難易度になります。
広告出稿してSEO対策される方はほぼいないと思うので、あまり意識しなくてもいい項目になります。
④クイックセパレーター(CPC)

④クイックセパレーター(CPC)
クイックセパレーターは有料広告を出稿した際の1クリックにかかる単価を表しています。
③の有料難易度と同様に有料広告を利用していないとあまり関係ない項目なので、無視してもOKです。
ポイント
ただ、クリック単価はキーワードニーズが高くなると、上昇していくのでクリック単価が高いものはニーズが高いとも読めます。
なので違うキーワードを選定するという選択肢も頭に残しておきましょう。
⑤月間検索ボリューム推移

⑤月間検索ボリューム推移
上記グラフは検索キーワードでの月間検索ボリューム数の推移になります。
『在宅』というキーワードなので、新型コロナウイルスが流行し始めた3月、4月頃からの検索ボリュームが急上昇しているのがわかります。
検索ボリュームだけでなく、世の中のトレンドやどの時期によく検索されているかなどもわかるので、推移も確認しておく必要があります。
⑥キーワード候補
先ほどの画面から下にスクロールすると下記画面になります。
入力したキーワードに関連するキーワードの候補とそのボリュームについてそれぞれ表示されます。

⑥キーワード候補
画面下の『キーワード候補を全て見る』をクリックすれば、他の関連キーワードが表示されます。
サジェストキーワードを全て表示するには有料版を利用する必要がありますが、無料でも100キーワードほど表示されるので問題ありません。
今回の例だと、コロナの影響で在宅ワークというキーワードがかなり多いのが確認できました。
Ubersuggestの活用方法

Ubersuggest活用方法
ここまでUbersuggestの使い方と各項目の見方について紹介しました。
では具体的にどうやってUbersuggestを活用していくのか簡単に2つ紹介します。
①関連キーワードの選定
②競合サイトの分析
①関連キーワードの選定
関連キーワードをサジェスト(提案)してくれるのがメイン機能なので、キーワード選定として活用します。
でも『在宅 副業 おすすめ』などキーワードを組み合わせであれば、検索ボリュームと競合が少なくなり、検索上位表示させるのが少し楽になります。
SEO難易度や検索ボリューム、サジェストキーワードを参考にキーワード選定をしてSEO対策しましょう。

なお、関連キーワードはラッコキーワードでも調査可能です。
詳細は、【無料】関連キーワード取得ツールとは?使い方について紹介【新名:ラッコキーワード】で解説しています。
②競合サイトの分析
関連キーワードだけでなく、競合サイト分析としても活用できます。
検索上位に表示されているサイトのドメインパワー、被リンク獲得数を確認することができます。
検索キーワードであまりにもドメインパワーや被リンクの数が多ければ、別キーワードにしよう、と分析できます。
つまり自分が戦うべき場所がわかるということです。
競合サイトのドメインパワーやページパワーは『MozBar』で確認できます。
詳細はMozBarの使い方について解説しているので、参考にご覧ください。
UbersuggestをGoogle chrome拡張機能に追加すれば、ワンクリックで使用可能

Google chromeでも活用可能
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)はGoogle chromeの拡張機能でもあるので、追加しておけば、検索画面でクリックするだけで関連キーワードの確認ができます。
Google chromeに追加し、使用するには下記2ステップでできます。
①Google chromeへUbersuggestを追加する方法
まず始めに『Ubersuggest』のクローム追加画面へアクセスします。
サイトへ移ると下記画面になるので、『chrome(クローム)に追加』をクリックします。

chromeウェブストアへアクセス
次画面で『拡張機能を追加』をクリックします。

ウーバーサジェストを追加する
下記画面になれば、OKです。

chromeへウーバーサジェスト追加完了
②検索画面でUbersuggestのアイコンをクリックする
グーグルクロームへ追加すると画面右上にアイコンが追加されます。

Ubersuggestのアイコンが追加される(画面は拡大してご覧ください。)
検索結果画面でこのアイコンをクリックすれば、関連キーワードと競合分析結果が表示されます。

サジェストワード検索結果
上記のような感じですね。
Ubersuggestの検索画面でも拡張機能に追加してもどちらでも使えるので、活用してみましょう。
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Ubersuggestを使用する際の注意点3つ

Ubersuggestの利用時の注意点


Ubersuggestを利用する際の注意点3つ
- ①Googleアカウントのログインを要求される
- ②検索ボリュームはあくまで推測値
- ③有料プランでないと見れない項目がある
1つずつ解説していきます。
①Googleアカウントのログインを要求される
何回か利用しているとGoogleアカウントでログインして使ってくださいとの旨が何回も表示されるようになります。

Googleでログインするか要求される
ログインするをクリックすると、アカウント選択画面になるので選択します。

アカウントの選択
選択すると下記画面のようにGoogleサーチコンソールのデータ表示を許可するか聞かれます。

Ubersuggestからアカウントアクセスの要求
一見、「Googleサーチコンソールの情報を許可するなんて危険じゃないの?大丈夫なのかな、、」と思いますよね。ただ結論から言うと特に危険性はないです。
サーチコンソールの検索データのボリュームや検索キーワードに基づいて、UbersuggestがSEO対策としてアドバイスをするようです。
ログインすることの危険性や詳しいことはこちらの記事で丁寧にまとめられていたので、リンクを貼っておきます。
>>UbersuggestにGoogleアカウントでログインする危険性について
②検索ボリュームはあくまで推測値
表題の通り、あくまでUbersuggestの検索値は推測データになります。
実際の検索キーワードボリュームと乖離があるので、そこはある程度理解しておく必要あり。
検索ボリューム調査にはGoogleキーワードプランナーというツールもあります。
個人的にはキーワードプランナーもよく使うので、利用していない方はこちらの記事を参考にご覧ください。
-
【2023年】Googleキーワードプランナー無料登録方法&使い方【ボリューム検索ツール】
続きを見る
③有料プランでないと見れない項目がある
Ubersuggestは基本的に無料ですが、一部無料だと使えない項目があります。
例えば、サジェストキーワードを全て閲覧するには有料プランになる必要があります。

UbersuggestでSEO対策や分析力を上げたい方向けのおすすめ本

UbersuggestでSEO対策や分析力を上げたい方向けのおすすめ本
キーワード選定はSEO対策の一つで目的はあくまで『検索結果上位に表示させる』ことです。
そのためには、検索エンジンの理解やSEO、分析すべき項目について理解しておく必要があります。
そんな方へ向けておすすめの本を参考に紹介します。
沈黙のWEBマーケティング
ブログ運営やサイトを運営し始めた方が必ずと言っていいほど読んでいる1冊になります。
漫画形式になっており、すらすら読みながら学べるので普段本を読まな方でも気軽に読める内容です。

なお、ブログ運営におすすめの書籍については、ブログ運営・アフィリエイトにおすすめの本7冊を紹介【ブログ初心者向け】で記事にしているので参考にしてみて下さい。
まとめ:Ubersuggestでキーワード分析をしてSEO対策をしよう

まとめ:Ubersuggestでキーワード分析をしてSEO対策をしよう
今回はUbersuggestの使い方&各項目の見方について紹介しました。
やみくもに記事を量産するのではなく、本ツールを使ってキーワード選定して、戦略的にSEO対策をしていきましょう。
初期のころからキーワード選定しているとだんだん慣れてくるので、少しずつ実践して下さい。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで!