●Googleキーワードプランナー使い方がわからない。
今回はこんなお悩みに答えていきます。
こんな方におすすめ
- SEO対策でキーワード選定をしたい方
- キーワードプランナーを活用していない方
- 無料で使えるキーワード選定ツールを知りたい方
本記事の信頼性
Googleが提供するキーワードプランナーはブログ運営には欠かせないツールの1つです。記事執筆前にキーワード選定が必要ですが、その際にキーワードプランナーは役に立ちます。
今回はキーワード選定役立つツールのGoogleキーワードプランナーの登録方法と使い方について紹介します。
本記事を読めば、Googleキーワードプランナーの登録方法と使い方が簡単にわかり、キーワード選定が簡単になるのでぜひ最後までご覧ください。
キーワードプランナーを活用して記事を書く手順は、SEOキーワードの選定方法 5つの手順で解説を参考にご覧ください。
それでは早速始めていきます。
目次
Googleキーワードプランナーとは?
まず始めにGoogleキーワードプランナーの概要をご紹介します。
キーワードプランナーとは?
Googleキーワードプランナーとは「Google広告」の中の機能の1つで無料で使えるサービスです。
あるキーワードが毎月どの程度検索されるか「月間検索数(検索ボリューム)」の調査や「広告を掲載するための入札単価」を調査できるツールになります。
例えば、「ブログ ツール」というキーワードはGoogleで何回検索されているか、そのキーワードで広告を出すと単価がいくらかかるかわかります。
Googleが提供する「Googleアナリティクス」や「Googleサーチコンソール」と並び、ブロガーには欠かせないツールです。
Googleアナリティクスの設定方法と使い方を徹底解説
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キーワードプランナーでできること
キーワードプランナーでは以下の調査ができます。
- 関連キーワードの調査:関連キーワード候補を確認できます
- キーワード毎の月間検索数調査:検索ボリューム1000~10000などのおおよその数値がわかります
- 広告入札時のクリック単価:Google広告を使用した場合のクリック単価や表示回数の予測データを確認できます
SEO対策や競合サイト分析に役立つ情報をキーワードプランナーで入手できます。
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無料で使うことができる
キーワードプランナーは無料で使用できます。
本来はGoogle広告を利用中の方に向けたサービスですが、無料登録するだけで使える機能がキーワードプランナーです。
注意
但し、キーワードプランナーのメイン機能の「月間検索数」は大体の数値しか確認できません。詳細な数値を把握するには、Google広告で一定の広告費を払って使用する必要があります。
もし詳細な数値を把握したい方は、Google広告に課金しましょう。ただブログ運営で利用するのであれば無料版でも十分活用できます。
Googleキーワードプランナーの無料登録方法【3つの手順でOK】
Googleキーワードプランナーを利用するには下記3つの手順でOKです。
Googleキーワードプランナー登録手順3つ
- ①Google広告のサービスを理解する
- ②Google広告のアカウントを作成する
- ③入力情報を確認する
順を追って説明します。
手順①:Google広告のサービスを理解する
繰り返しになりますが、キーワードプランナーはGoogle広告の無料サービスの一種になります。
Google広告とは
具体的には下記画像の赤枠の部分がGoogle広告の出稿になります。(大体検索結果のうえから2~4程度表示されています。)
本来キーワードプランナーはどのキーワードでGoogle広告を出すかを調査する際に使用します。Google広告を使って広告枠を利用するのは有料ですが、キーワードプランナーのみを使用する場合は無料で利用できます。
ここではキーワードプランナーを無料で使いたいので、利用方法をご紹介します。
手順②:Google広告のアカウントを作成する
Google広告のアカウントを作成する必要があります。Google広告のサイトに移りましょう。
下記画面が表示されるので、『キーワードプランナーに移動』をクリックします。
この際Googleアカウントが必要になるので、Googleアカウントの入力を求められたら入力します。
下記画面に移るので画面下の『エキスパートモードに切り替える』をクリックします。
エキスパートモードとはGoogle広告を手動設定する場合に選択する項目です。
今回はGoogle広告を使用せずにキーワードプランナーだけを使用するので『エキスパートモードに切り替える』を選択してください。そうでないとキーワードプランナーを無料利用できないです。
選択後次の画面で『キャンペーンなしでアカウント作成』をクリックします。
キャンペーンとは広告を利用した宣伝活動のことです。なのでキーワードプランナーだけを使用する方はこちらでOKです。
手順③:入力情報を確認する
最後に下記画面でビジネス情報に問題がないか確認しましょう。
問題がないか確認できれば、送信をクリックします。以上でGoogle広告のアカウント作成が完了です。
送信すると下記画面になるので、『キャンペーンを確認』をクリックして次の画面に進んでください。
この状態でキーワードプランナーが無料で使えます。それでは次にキーワードプランナーの利用方法について紹介します。
Googleキーワードプランナーの使い方を解説
キーワードプランナーの使い方をご紹介します。手順は超簡単で下記3つだけです。
キーワードプランナーの使い方
- ①キーワードプランナーへアクセスする
- ②検索したいキーワードを入力する
- ③キーワードボリュームを確認する
順番に解説します。
キーワードプランナーの使い方①:キーワードプランナーへアクセスする
まずは登録したGoogle広告のアカウント画面にアクセスします。
『ツールと設定』をクリックします。
コマンドが開くので、『キーワードプランナー』をクリックを選択します。
キーワードプランナーの使い方②:検索したいキーワードを入力する
クリックすると下記画面に移るので、『新しいキーワードを見つける』をクリックします。
下記画面のように検索したいキーワードを入力して「結果を表示」をクリックします。
キーワードプランナーの使い方③:キーワードボリュームを確認する
結果を表示すると以下のようになります。
転職というキーワードは月間平均検索ボリュームが100万程度あるので、かなり検索数が多いのがわかりました。
月間平均検索ボリュームとは
月にユーザーが検索窓で検索するキーワードボリュームの平均を指します。
例えば、今回「転職」のキーワードボリューム調査しましたが、次の進め方としては、
- 検索数が多く競合が強い。このキーワードでは上位表示できない・・
- 「転職 20代 看護師」など複数語ではどうか?もう一度検索ボリュームをチェック
- 検索ボリュームが100~1000程度になった。これならライバルに勝てる記事が書けそう
といったように、検索ボリューム次第で狙うべきキーワードを変更できます。
またキーワード候補も表示されるため、検索上位に表示しやすいキーワード選定を効率よく進められます。
このようなやり方は「ロングテールキーワード」を調査し勝てる記事を探していく方法です。競合性と検索ボリュームを検討し上位表示が狙えるキーワード選定をしましょう。
関連記事ロングテールキーワードの探し方3つ&コツをご紹介【SEO対策】
キーワードプランナーの検索ボリュームが表示されない時の対処法
キーワードプランナーで検索ボリュームが表示されない場合の対処法を解説します。
検索ボリュームが表示されない原因
検索ボリュームが表示されない原因は以下が考えられます。
- 最新のキーワードでボリューム情報がない
- 単語が短くキーワードが認識できない
- ニッチなキーワードで検索数が全くない
このような場合は、表示されない可能性があります。
そこで対策としては、Ubersuggest(ウーバーサジェスト)を使えばOKです。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)でボリューム調査可能
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とは、キーワードプランナーとよく比較される無料のキーワードボリューム調査ツールです。
一部ではGoogleキーワードプランナーの上位互換とも言われています。使えないという否定的な声も少ないです。
Ubersuggestでは、検索ボリュームと関連キーワードを同時に調査できます。ただし無料では1日に3回までしか使えないため、キーワードプランナーを使えない時に使用するのがおすすめです。
ウーバーサジェストの使い方や利用方法は無料キーワード選定ツール『Ubersuggest』の使い方&各種項目について紹介で解説しているので参考にしてみてください。
キーワードプランナーと合わせて使うキーワード分析ツール3選
キーワードプランナーでは、ボリューム数を調査し分析をすることができました。キーワードプランナーと合わせて使えるキーワード分析ツールについて3つご紹介します。
その①:ラッコキーワード
ラッコキーワードとは関連キーワードの調査ツールです。以下のようにサジェストキーワードをまとめて確認できます。
キーワード選定の流れとしては、
- キーワードプランナーでボリューム確認
- ラッコキーワードでキーワード選定
- 選定したキーワードで記事を書く
というような感じで進めれば効率的です。当ブログを始め多くのブロガーに愛用されるSEO対策には欠かせないツールです。
『ラッコキーワードの詳細な使い方』はこちらの記事で詳しく解説しています。
【2024年版】ラッコキーワードの使い方を徹底解説【無料OK】
続きを見る
その②:Rank Tracker
Rank Trackerは狙ったキーワードのSEO順位を測定できるツールになります。
注意
キーワードのボリュームを分析し、キーワード選定をして記事を書くだけではNGです。そのキーワードの順位がどの程度なのか分かっていないと記事を評価することができません。
ブログを使って収益化したい、検索結果で高順位を取りたい、といった方には必須ツールになるので、早いタイミングで導入しておくのがおすすめですね。
※クリックすると公式サイトへ移ります
※返金保証、無料版あり
使い方や機能の詳細については、下記記事でまとめています。検索順位チェックツールはどれか1つは必ず導入しておきましょう。
Rank Tracker(SEO検索順位チェックツール)の登録方法・使い方をレビュー
続きを見る
※無料版も使えます。
>>Rank Trackerの無料版でできること7つ【有料版との比較あり】
その③:COMPASS
COMPASSは検索順位チェックツールとキーワード発掘を兼ね備えたツールです。
COMPASSでできること
- キーワード選定
- 穴場キーワードの発掘
- 検索順位チェック
キーワード分析系のツールの中でもかなり優秀です。
どれにするか迷った場合は、COMPASSにしておけば間違いありません。公式からの購入者限定もあるので、お得にスタートできます。
ご参考にご紹介したRank Trackerとの比較を記載します。
- Rank Tracker:Mac、Windowsユーザーでも使える検索順位チェックツール
- キーワードスカウターST:Windowsユーザーが使えるお宝キーワード発掘ツール
- COMPASS:Mac、Windowsユーザーでも使える検索順位チェックツール+お宝キーワード発掘を兼ね備えたツール
ちなみにこれらのツールだけでは、競合のドメインパワー調査が上手くできません。
完全無料のMozbarで調査可能なため、対策してない方は合わせてチェックしてみてください。
MozBarの設定方法と使い方を徹底解説【競合サイト分析ツール】
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まとめ:Googleキーワードプランナーは無料で使えます【ボリューム調査しよう】
今回はGoogleキーワードプランナーの無料登録方法&使い方について紹介しました。
記事作成前に『キーワードが見つからないな』、『このキーワードどれくらい検索されてるんだろう』といった悩みを解決してくれる便利ツールです。
ブログ運営のキーワード選定にとても役に立つツールなので、ぜひ有効活用して記事作成の質を上げてみてください。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは本日はこの辺りで!
その他ブログツールは下記で解説しているので合わせて導入してみてください。
>>参考:ブログアフィリエイト運営におすすめの必須ツール19選【初心者向け】
関連記事ブログ運営におすすめの勉強本17冊を紹介【初心者向け】
関連記事【初心者OK】WordPressブログの始め方を全手順画像付きで徹底解説【2024年11月版】